秋田県のドラフト候補をピックアップします。秋田県の高校野球は近年は秋田商を中心に回っているものの、昨年秋の決勝は大曲工、角館が決勝に勝ち進み、角館が優勝した。21世紀枠での甲子園出場はならなかったが、新しい勢力が伸びてきている。大学では北東北リーグのノースアジア大があり、社会人では都市対抗で優勝経験もあるTDKがある。TDKからは昨年のドラフト会議で豊田拓矢投手が埼玉西武に指名されている。
ドラフト注目選手は
秋季高校野球で決勝に進んだ角館のエース・相馬和輝投手は172cmと小柄ながら140km/h台の速球を投げる。同じく大曲工にも177cmからスライダーやフォークボールを投げる佐々木貴弘投手がいる。ただし、ドラフト候補としてはもう一回り成長して、更なる実績が必要となりそうだ。
TDKには今年もドラフト候補がいる。東日本国際大でエースとして大学選手権に出場していた中條健佑投手が2年目となる。身長が175cmと大きくないものの140km/h中盤の速球を投げる力があり、後は社会人での実績だけ。リリーフでタフな投球ができればプロ入りがありそうだ。
その他、注目されそうな選手
王者・秋田商にはアンダースローの佐々木泰裕投手がいる。昨年の甲子園で富山第一を相手に8回途中で11安打4失点、120km/h台のストレートが上に浮き上がるような球を投げる。180cmの身長で腕も長く、どんな成長をしているのか楽しみだ。
TDKでは豊田投手の上武大時代の後輩でもある赤羽晋投手がいる。球速は130km/h台の変化球投手だが184cmの左腕投手。先輩がプロ入りし奮起を期待したい。
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