監督交代でドラフトに影響はあるか

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 広島の野村監督が辞任を表明した。これで今年のオフは3球団の監督が交代する。フロントの動きも合わせて、ドラフト会議にも影響が及ぶか。

監督交代

 今シーズンオフの監督やフロントの動き

今季来季備考
巨人原辰徳原辰徳
阪神和田豊和田豊
広島野村謙二郎未定
中日谷繁元信谷繁元信
横浜DeNA中畑清中畑清高田GMも留任
東京ヤクルト小川淳司真中満小川氏は編成を統括する立場に
福岡ソフトバンク秋山幸二秋山幸二
オリックス森脇浩司森脇浩司
北海道日本ハム栗山英樹栗山英樹
千葉ロッテ伊東勤伊東勤
埼玉西武田辺徳雄(代行)田辺徳雄
東北楽天星野仙一未定

 

 東京ヤクルトは真中新監督が即戦力投手の補強を要望し、ドラフト会議では即戦力投手中心となった。昨年、谷繁監督が中日の監督に就任した際は、即戦力でなくチームの将来をになう選手を要望し、ドラフト1位では松井裕樹投手、鈴木翔太を指名している。

 広島、東北楽天は次期監督がまだ未定だが、広島は(金銭面も考慮して)フロント主導のチーム編成となっており、また後任にも広島出身の監督が就任するとみられ、フロントと監督の役割分担をハッキリと分けたチーム運営に大きく変わる事は無さそう。

 東北楽天は星野監督時代に2012年の森雄大投手、2013年の松井裕樹投手の指名で意見が多いに反映されたものの、球団発足以降ドラフト1位で左腕投手指名が多いなど、フロント主導と言って良い。ただし、強く意見をいう監督が来た時にどうなるかは注目される。

 横浜DeNAは高田GMも留任し、投手が多すぎたチーム編成を大きく見直す路線を着実に進めていく。東京ヤクルトは小川氏がフロントで編成を統括する立場に就任するとしており、GMなど新たなポジションが創設されそうだ。セリーグでは阪神の中村GM、中日の落合GMと、元監督がGMとなってチーム作りを進めている。

 逆にパリーグはフロントのトップなどは監督出身ではない。ただし星野氏は再びシニアディレクター的な立場に就くとみられる。

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