2015年ドラフト会議の12球団の指名評価

2015年ドラフト会議の12球団の指名評価

  点数 指名選手 総評
東北楽天 90点 1位 ×平沢大河
外れ オコエ瑠偉 外 関東第一
2位 吉持亮太 内 大商大
3位 茂木栄五郎 内 早稲田大
4位 堀内謙伍 捕 静岡高
5位 石橋良太 投 Honda
6位 足立祐一 捕 パナソニック
7位 村林一輝 内 大塚高
地元で遊撃手の平沢選手を逃したのは痛いが、2位で吉持選手を指名しフォローした。そして1位はオコエ選手、夢がありスター性で東北を盛り上げてくれそうだ。3位でも茂木選手、4位堀内選手、5位石橋選手と十分満足できる指名が続き、課題の捕手も獲得できた。十分満足だろう。
横浜DeNA 100点 1位 今永昇太 投 駒澤大
2位 熊原健人 投 仙台大
3位 柴田竜拓 内 国学大
4位 戸柱恭孝 捕 NTT西日本
5位 綾部翔 投 霞ヶ浦
6位 青柳昴樹 外 大阪桐蔭
7位 野川拓斗 投 鷺宮製作所
追い続けてきた今永投手を単独で、また2位では1位で競合の可能性もあった熊原投手を指名、3位で守備と強い打撃の柴田選手や課題の捕手として戸柱選手を指名、十分満足できる指名ができた。5位以降も素質ある選手を指名、いつものパターンの指名となった。
オリックス 100点 1位 吉田正尚 外 青学大
2位 近藤大亮 投 パナソニック
3位 大城滉二 内 立教大
4位 青山大紀 投 トヨタ自動車
5位 吉田凌 投 東海大相模
6位 佐藤世那 投 仙台育英
7位 鈴木昂平 内 三菱重工名古屋
8位 角屋龍太 投 ジェイプロジェクト
9位 赤間謙 投 鷺宮製作所
10位 杉本裕太郎 外 JR西日本
1位2位3位は実力派選手を指名、1年目からかつやくできる選手でバランスもよく素晴らしかった。また、4位以降も知名度が高く素質を持った選手を指名、ここ数年、高校生の有名選手を獲得しているオリックスらしい指名だった。角屋選手など10人の指名で大成功のドラフトと感じさせる。
中日 95点 1位 ×高橋純平
外れ◎小笠原慎之介 投 東海大相模
2位 佐藤優 投 東北福祉大
3位 木下拓哉 捕 トヨタ自動車
4位 福敬登 投 JR九州
5位 阿部寿樹 内 Honda
6位 石岡諒太 内 JR東日本
高橋投手は外したものの同じくらいの評価ができる小笠原投手を指名、左腕に縁がある。2位佐藤投手は高く評価したと思うが、3位で木下選手が残っており、それ以降は実績を持った社会人を昨年同様に指名した。補強ポイント実績十分の指名となった。
埼玉西武 85点 1位 多和田真三郎 投 富士大
2位 川越誠司 投 北海学園大
3位 野田昇吾 投 西濃運輸
4位 大瀧愛斗 外 花咲徳栄
5位 南川忠亮 投 JR四国
6位 本田圭佑 投 東北学院大
7位 呉念庭 内 第一工大
8位 國場翼 投 第一工大
9位 藤田航生 投 弘前工
10位 松本直晃 投 四国・香川
多和田投手はローテーション入りが期待できる。川越投手などスカウトが足を使って探したような、素材型の選手が並んだ。大きく化けるかもしれないしリスクもあるかもしれないという印象。
広島東洋 85点 1位 岡田明丈 投 大商大
2位 横山弘樹 投 NTT東日本
3位 高橋樹也 投 花巻東
4位 船越涼太 捕 王子
5位 西川龍馬 内 王子
6位 仲尾次オスカル 投 Honda
7位 青木陸 外 山形中央高
岡田投手を高く評価しての1位指名となった。また横山投手、高橋投手と鍛えれば力を伸ばしそうな投手。だがややリスクがあるような選手でもある。中位では力と実績のある社会人選手を評価して指名、青木選手も力がある。大きなはずれのない指名だった。
千葉ロッテ 95点 1位 ◎平沢大河 内 仙台育英
2位 関谷亮太 投 JR東日本
3位 成田翔 投 秋田商
4位 東條大樹 投手 JR東日本
5位 原嵩 投 専大松戸
6位 信楽晃史 投 宮崎梅田学園
7位 高野圭佑 投 JR西日本
1位は平沢選手の指名、昨年の中村選手に続いての内野手の1位指名は驚いたが、鈴木選手をサードに転向できるような遊撃手の獲得は大きい。また関谷投手、成田投手、東条投手とタイプの違うバラエティに富んだ投手を指名、信楽投手、高野投手も球に力がある。
阪神 90点 1位 ◎高山俊 外 明治大
2位 坂本誠志郎 捕 明治大
3位 竹安大知 投 熊本ゴールデン
4位 望月惇志 投 横浜創学館
5位 青柳晃洋 投 帝京大
6位 板山祐太郎 外 亜細亜大
まさかの高山選手の指名で1番、3番バッターを獲得でき非常に大きい。2位もチームメイトの坂本捕手で実績をかっての指名となった。3位以降は特徴のある投手が続いた。やや人数が少ないことやリスクの大きな選手が多い感じもあるが、成功のドラフトといえる。
日本ハム 90点 1位 ×高橋純平
外れ×小笠原慎之介
外れ 上原健太 投 明治大
2位 加藤貴之 投 かずさマジック
3位 井口和朋 投 東農大北海道
4位 平沼翔太 内 敦賀気比
5位 田中豊樹 投 日本文理大
6位 横尾俊建 内 慶応大
7位 吉田侑樹 投 東海大
8位 姫野優也 外 大阪偕星
今年は抽選で外す年だったようだ。しかし補強ポイントの左腕に絞り、上原・加藤の2枚を獲得、また井口、田中はリリーフとして十分戦力となりそうだ。将来性が楽しみな平沼選手、小谷野選手のような活躍を期待の横尾選手に吉田投手、姫野選手も非常に楽しみな選手といえ、2回抽選を外しているが高く評価できる。
読売 95点 1位 桜井俊貴 投 立命大
2位 重信慎之介 外 早稲田大
3位 與那原大剛 投 普天間
4位 宇佐見真吾 捕 城西国際大
5位 山本泰寛 内 慶応大
6位 巽大介 投 岩倉高
7位 中川皓太 投 東海大
8位 松崎啄也 捕 日本製紙石巻
失点がなく非常にバランスの良い指名となった。1位桜井投手は知名度の高い選手に比べれば地味にも映るが、実力は高い選手。2位で重信選手を高く評価していた。與那原選手、宇佐美選手からそれ以降は、非常にバランスの良い指名が続いた。1位でその年の目玉を獲得するような勢いは感じられないが、100点に近い指名だった。
ソフトバンク 95点 1位 ◎高橋純平 投 県岐阜商
2位 小澤怜史 投 日大三島
3位 谷川原健太 捕 豊橋中央
4位 茶谷健太 投 帝京三
5位 黒瀬健太 内 初芝橋本
6位 川瀬晃 内 大分商
育成力に自信を持つソフトバンクの指名、高橋・小沢の東海ツートップを獲得し、その後も素質を持った選手を指名。本来ならば即戦力とのバランスの悪さも感じさせるが、野手の層の厚さも十分でソフトバンクでなければできない指名だろう。
東京ヤクルト 85点 1位 ×高山俊
外れ 原樹理 投 東洋大
2位 廣岡大志 内 智弁学園
3位 高橋奎二 投 龍谷大平安
4位 日隈ジュリアス 投 高知中央
5位 山崎晃大朗 外 日大
6位 渡邉大樹 内 専大松戸
高山俊選手をまさかの獲得できず、来年の打線強化はやや遠くなった。好投手タイプの原樹理投手を高く評価しての指名はまずまず。2位の廣岡選手は非常に素晴らしい選手で山田選手クラスも夢ではない。優勝チームらしく3位以降に素質の高い選手をバランスよく獲得し、外野手の候補として山崎選手も獲得し。1位指名のショックに対するフォローはまずまずだった。

総評

 ドラフト1位で当たり外れはあったものの外れ1位で小笠原慎之介投手などを獲得できたり、抽選を外したチームもドラフト3位から下位にかけて、非常にバランスの良い指名が見られ、大きく失敗したというチームはなかった。例年は1チームは失敗と感じる球団があるが、それが全くないのは非常に珍しい。その中で2位で熊原投手を獲得できた横浜DeNAは非常においしかったといえる。


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