驚きの単独指名が続く、東北楽天・藤平投手、東京ヤクルト・寺島投手、埼玉西武・今井投手を獲得

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ドラフト会議の1位指名では驚きの単独指名が続いた。高校BIG4のうちの3人がそれぞれ単独1位指名された。その裏側は?

驚きの単独指名1、東北楽天・藤平尚真投手

東北楽天は即戦力投手の指名が予想され、前日のスカウト会議でも星野副会長が「5,6球団の指名は覚悟している」と話し、創価大の田中正義投手、桜美林大の佐々木千隼投手、柳投手が予想されていた。しかし1位指名したのは横浜・藤平尚真だった。

これについては、前日の会議では大学BIG3の3投手に絞り込まれていたが、当日昼に競合回避を決定したという。立花球団社長は「誰が一番かというなかで、星野副会長を中心にスカウト陣の票を入れて決めました」と話し投票で藤平投手の指名を決めたことを明かした。

梨田監督は「指名の兼ね合いを読み切れない面はあった」と話したが単独指名に成功し、「体が強く、即戦力という評価です。故障がなければ1年目から5勝はできる」と評価した。

驚きの単独指名2、東京ヤクルト・寺島成輝投手

続いての指名は東京ヤクルト、当初は佐々木千隼投手や山岡投手など故障の少ない即戦力の指名が予想されていた。しかし1位指名は履正社の寺島成輝投手だった。真中監督は「隠すのが大変だった」と話した。

ヤクルトは2日前の18日のスカウト会議で寺島投手の1位指名を決めていたという。その後報道が続く中で、寺島投手を1位指名候補にいれていたオリックスと福岡ソフトバンクが即戦力投手指名に動き、横浜DeNAは当日の報道でも寺島投手の指名の予想があったが柳裕也投手を指名し単独指名が決定した。

真中監督は「直球に威力があり、打者を見ながら投げる賢さもある。高校生だがすぐに使える素材と聞いている」と話した。そして前年のドラフトの抽選で当たりくじを間違えた事に触れ「抽選でも間違えなかっただろうけど、個人的には抽選じゃなくてよかった」と話した。

驚きの単独指名3、埼玉西武・今井達也投手

続いて埼玉西武は今井達也を1位指名した。予想では今井達也投手の指名予想もあったが、スポーツ紙6紙が田中正義投手の指名を予想していた。

渡辺SDは「一番の評価をさせてもらった。競合を覚悟したが本当にうれしい」と話し、今井投手の指名はすでに決めていたものとみられる。その情報を中日がキャッチして指名を回避し単独1位指名に成功した。高橋光成投手と同じように夏の甲子園で優勝した北関東出身の右腕で、線が細いながらも強い球を投げられる投手、渡辺SDらしい指名となった。

ドラフトの目玉、田中正義投手の名前がなかなか呼ばれない中で、各球団が思いを遂げ、一番に狙った選手を獲得していった。

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