中日ドラゴンズジュニアが優勝、ソフトバンクジュニアの130キロ右腕・関戸康介投手から立花祥希選手がホームラン

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小学生の選手を12球団が選抜して戦う、12球団ジュニアトーナメントが開催され、決勝では中日ドラゴンズジュニアと福岡ソフトバンクホークスジュニアが対戦、小学校6年生で130キロを超す速球を投げる事で注目された関戸康介投手を中日が攻略し優勝した。

立花選手2本のホームラン

決勝の中日vsソフトバンクの試合では、ソフトバンクで130キロのストレートを投げる関戸康介投手が先発したが、中日は4回に1点を奪うと5回には捕手の立花祥希選手の3ランホームランで4-0と点差を広げた。試合はそのまま中日が3人の投手でソフトバンクを完封し優勝した。立花選手は準決勝の東北楽天戦でもホームランを放ち、準決勝、決勝で試合を決めるホームランを放った。

大会NO.1右腕と注目された関戸投手からのホームランに、「注目されていた投手から打てたのは、自信になります」と話した。立花選手は豊橋市出身で高師スカイラークスでプレーしている。また関戸投手は長崎出身でセインツジュニアでプレーしている。

今大会はほかにも100mを11秒台で走る阪神タイガースジュニアの森聖弥選手や、ソフトボール投げで91mを記録する強肩の埼玉西武ジュニア・野中駿哉選手などが注目されていた。森選手は兵庫県出身で、龍野ヤンチャーズでプレーする154cm52kgの選手、野中選手は群馬県桐生市出身で新里ジュニアでプレーしている。西武ジュニアの選抜されると練習試合19試合で7本塁打を記録、また投げても122キロを記録した。大会で一発は見られなかったが今後が楽しみな選手。

12球団ジュニアトーナメントは注目度が増しており、強豪の中学生のチームが出場した選手をチェックしてスカウトをし、その後に有力高校に進む例もみられるようになった。今年のドラフト会議ではオコエ瑠偉選手や網谷圭将選手が2009年の大会に出場しており、ほかにも中京大中京の上野翔太郎投手、仙台育英の紀伊海秀選手と郡司裕也選手、東海大相模の豊田寛選手などがプレーしていた。

この選手が高校3年生となる2021年のドラフト会議では何人かの名前が呼ばれる事になりそうだ。

読売ジャイアンツジュニアには背番号12の外野手としてオコエ瑠偉選手が所属し、千葉ロッテマリーンズジュニアには横浜DeNAに育成ドラフト1位で指名された網谷圭将選手(千葉英和)がプレーしていた。今年のドラフト会議で指名されたのはこの2名だけだった。

1点リードの5回1死一、三塁から立花祥希捕手(6年)が試合を決定付ける3ランを放った。大会No・1投手の呼び声高かったソフトバンクジュニアのエース関戸康介投手(6年)を打ち崩しての快勝に、立花は「注目されていた投手から打てたのは、自信になります」と笑顔だった。

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