東北楽天・森雄大投手と埼玉西武・増田達至投手、本人は反省も周囲は期待大、横浜DeNA・白崎浩之選手は肉離れで離脱

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 その他のドラフト1位ルーキーについて、まずは東北楽天・森雄大投手が2軍キャンプで77球の投球を行い、星野監督や1軍の佐藤投手コーチ、立花球団社長などが駆けつけて視察した。

 森投手は「思い通りの球が投げられなかった。下半身ができていない」と話したが、星野監督は「開幕投手や!」「良いボールだった、安心したよ」と話して、可能性を評価した。大谷翔平選手と同じく、実績は少ないが素質が高く評価されている投手、じっくりと下半身を作り、フォームが安定すれば制球の乱れも少なくなるだろう。今中投手のような腕や肘のしなりができる投手なので、そこに負担をかけないように、一にも二にも下半身の強化を望む。

 埼玉西武のリリーフ候補・増田達至投手がフリー打撃に登板、バット2本を折るなど力のあるカットボールを見せたが、53球投げてヒット性のあたりは11本の結果に「6、7割くらいで投げた。思っていたよりも良かった」と話しながらも「調整がちょっと遅いです」と反省も見せた。

 横浜DeNAのドラフト1位・白崎浩之選手は連日の特守、特打に体がついてゆけず、右太もも前部の肉離れで2軍行きが決定した。中畑監督は「開幕1軍に間に合わせるためには、あれぐらいの練習量は必要。それを乗り越える体の強さがほしかった」と厳しさを見せた。またドラフト6位・宮崎敏郎投手も左外腹斜筋肉離れで2軍行き、高い評価の投手陣に比べ、野手2人が早くも離脱という状況となった。

 

楽天D1・森に仙さん絶賛「開幕投手や!」 - サンケイスポーツ:2013/2/11

 楽天春季キャンプ(10日、久米島)D1位左腕・森(東福岡高)が2軍キャンプで初のブルペン入り。1軍を離れて視察に訪れた星野監督の前で、捕手を立たせたまま同監督の背番号と同じ77球を投げた。自己採点は「(マウンドの)傾斜に慣れていなかったこともあり、出来は50%」と厳しかったが、1メートル84の長身から繰り出される伸びのある直球に指揮官はぞっこん。「開幕投手や!」と報道陣へのリップサービスが飛び出した。

 カット気味の直球でバットを2本折るなど、53球投げ、安打性の当たり11本の内容に「6、7割くらいで投げた。思っていたよりも良かった」。また、セットアッパーとして期待される岡本篤は、新球のツーシームを交えながら安打性の当たりを8本に抑え「打者に“動いている”と言ってもらったので良かった」と手応えを口にした。

西武D1・増田、フリー初登板も「調整遅い」 - サンケイスポーツ:2013/2/11

 西武春季キャンプ(10日、南郷町)D1位・増田(NTT西日本)がフリー打撃に初登板。武器とするスライダー回転のかかった直球でD3位・金子(立命大)、4年目の石川のバットを折った。だが、打者4人に53球を投げ、安打性の当たりは11本と多く「調整がちょっと遅いです」と足取りは重かった。

 浦添市内の病院で検査を受けて「右大腿部前面肉離れ」と診断され、2軍の嘉手納キャンプ行きが決まった。全治は不明だが実戦復帰には1カ月以上かかるとみられる。中畑監督も「開幕1軍に置くには、これぐらいの練習をやらないと間に合わない。壁を破ってほしかった」と厳しい表情。白崎は「早く治して戻ってきたい気持ちでいっぱい」と足早に車に乗り込んだ。

 

 この日はドラフト6位・宮崎(セガサミー)も「左外腹斜筋肉離れ」で練習を早退。新人2人の離脱により、渡辺直、山崎の昇格が決まった。これで今キャンプの離脱者は下園、井手に続いて4人。黒羽根も右肘炎症で練習を早退しており故障者続出となっている。

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