春季北海道大会が始まり、旭川地区予選の旭川龍谷vs旭川高専の試合では、180cm90kgの大型左腕として注目されている、大橋寛章投手が先発し、5回4安打9奪三振で5回コールドながら完封勝利を挙げた。
この日は最速141km/hを記録し、9つの三振のうち8つがストレートで空振りを奪ったとのこと。大橋投手は「春はまず全道。夏は甲子園。そしてプロも意識しています」と話した。
この試合には巨人、横浜DeNA、広島、埼玉西武の4球団が視察したとのことで、巨人の柏田スカウトは「まだ腰の回転だけで投げている状態。下半身がしっかりしてくれば、もっと良くなる」とコメントしている。
将来性に期待したくなる大型の左腕投手、左腕投手が伸び悩み獲得を目指している横浜DeNA、広島などは欲しい所だろう。今年は桐光学園の松井祐樹投手を始め、宮崎日大の甲斐翼投手、大産大付の平田奨投手、三田松聖の中辻神司投手、智弁和歌山・吉川雄大投手など素質の高い左腕投手が目立つ。確実に実績を残せている投手が少ないのが気になるが、将来性を見込んでの高校生左腕投手の指名ラッシュがあるかもしれない。
15年ぶりの春全道を目指す旭川龍谷が7回コールドで旭川高専を下し、初戦を突破した。先発したエース左腕の大橋寛章(3年)が5回4安打9奪三振の好投で、公式戦初采配の高橋健監督(41)に初勝利をプレゼントした。気温約10度と肌寒い中で直球は自己最速タイの141キロを計時。視察に訪れたプロ4球団のスカウトにアピールした。
中略
8年ぶりに出場した昨秋の全道大会で、チームを8強に導いた。札幌円山球場で最速141キロを出した180センチ左腕の成長を見ようと、この日は巨人、DeNA、広島、西武の4球団のスカウトが視察に訪れた。気温10度の悪条件で昨秋と同じ球速を記録。毎回の9奪三振の内容に、巨人の柏田スカウトは「まだ腰の回転だけで投げている状態。下半身がしっかりしてくれば、もっと良くなる」と、将来性を評価した。
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