新庄・田口麗斗投手、瀬戸内・山岡泰輔投手が11奪三振2失点で決勝で激突、巨人、東北楽天、横浜DeNAなどが視察

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 高校野球広島大会は、全国屈指の小さな巨人が、春季大会に続き決勝で激突する。

 新庄の田口麗斗投手は如水館を相手に9回9安打11奪三振2失点、最速147km/hを記録した準々決勝の盈進戦に比べると、この日は最速144km/hを記録、疲労の中での登板で3回以降毎回ランナーを背負う苦しいピッチングとなった。しかし鋭いスライダーで三振を奪うと同時に、粘り強さという面も見せて2失点に抑えて勝利した。

 この日は巨人、東北楽天、横浜DeNAのほか、MLB・ブレーブスの大屋国際スカウトが視察し、大屋スカウトは「高校生であのスライダーは打てない。久しぶりにいい球を投げる投手を見た」と評価した。

 また、瀬戸内は広島工と対戦し、山岡泰輔投手が9回6安打11奪三振2失点、最速145km/hの速球で昨年の代表校をねじ伏せた。

 田口投手は170cmの左腕、山岡投手は172cmの右腕、小柄ながら田口投手は147km/h、山岡投手は145km/hを記録し、それぞれ独特の鋭いスライダーで抜群の奪三振率を誇る。この二人が決勝で激突する。

 春季大会の決勝では山岡投手が10安打を打たれたものの15三振を奪い1失点完投、田口投手は準決勝で死球を受けてリリーフでの登板となったが2回を無失点に抑えた。この二人が雌雄を決する。

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 耐え抜いたマウンドだった。「課題の立ち上がりがよくなかった」。初回、わずか6球で先制点を献上。三~九回まで毎回走者を背負った。5‐1の四回には、寄能に直球をバックスクリーンへ運ばれた。1年の秋季大会以来、公式戦2本目の被本塁打。「点差があり油断した」と猛省した。

 それでも、崩れ落ちないのがエースの真骨頂だ。最速144キロの直球と横に鋭く曲がるスライダーを操り要所を締めた。9回9安打11奪三振2失点。11年の決勝で敗れた相手にリベンジを果たし「粘ることはできた。絶対に勝ちたかったから」と胸をなで下ろした。

 この日は巨人、楽天、DeNAに加え、米大リーグ・ブレーブスが視察に訪れた。大屋国際スカウトは「高校生であのスライダーは打てない。久しぶりにいい球を投げる投手を見た」と、キレのある“伝家の宝刀”を絶賛した。

瀬戸内・山岡11K「絶対負けたくない」  - デイリースポーツ:2013/7/28

 “小さな巨人”が躍動した。プロ注目の右腕・山岡が、9回6安打11奪三振2失点と好投。身長172センチと小柄ながら、この日は最速145キロの直球とスライダーを武器に昨夏の覇者・広島工を手玉に取った。

 2‐0の四回には右越えソロを浴びるなど2失点した。しかし、五回以降は直球ではなくスライダー中心の配球に変え広島工打線を封じた。「直球を狙われていた。自分たちで話し合い変えた」。

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