横浜DeNAはスカウト会議を開き、これまで桐光学園・松井裕樹投手のドラフト1位指名を明言していたが、ドラフト1位候補に即戦力投手も加え、4人をリストアップした。
松井裕樹投手の1位指名明言は避ける
これまで横浜DeNAは、第1回目のスカウト会議から、3月の第2回目のスカウト会議、そして5月の第3回目のスカウト会議で桐光学園の松井裕樹投手の1位指名を確認し、高田GMも「うちは松井君しかいなかった。」と1位指名を明言してきた。この日も松井投手はドラフト1位候補に挙がり、高田GMも「高校生といえども、即戦力の力は十分あると思う」と評価して1位候補としたものの、ドラフト1位指名選手については「間違いなく競合する。競合が嫌だからという事は無い。評価している人にいく」と話し、明言はしなかった。
即戦力3投手を候補に追加
一方で、先日、池田球団社長が述べていたように、最終的なドラフト1位指名候補として即戦力の3投手を加えて4人とした。候補としてはJR東日本・吉田一将投手、東京ガス・石川歩投手が有力と見られ、もう一人は九州共立大の大瀬良大地投手かセガサミー・浦野博司投手と見られる。シーズンを戦い、投手の課題が大きく浮き彫りとなった中で、現場としてはできれば来年に確実にローテーションに入ってくれる投手が欲しいというところだろう。松井裕樹投手は即戦力としながらも来年の内にローテーションの一角になるのはやはり難しいといえる。
これまでの評価の状況や高田GMの「間違いなく競合する」という言葉を聞くと、松井裕樹投手か吉田一将投手に絞られると見られる。2軍を相手に好投した石川歩投手、昨年・赤堀大智選手(ドラフト4位)や宮崎敏郎選手を指名したセガサミー・浦野博司投手は外れ1位での指名となりそうで、抽選で外したとしてもこの4人の中で指名ができれば成功といえるだろう。
また横浜商大の岩貞祐太投手も高く評価しておりできればドラフト2位で指名したい。ドラフト2位の指名順は4番目で、北海道日本ハム、東京ヤクルト、オリックスは別の選手を指名すると思われ、獲得の可能性が高いと見られる。しかし、広島や東北楽天などはドラフト1位候補挙げており外れ1位で指名される可能性もある。
全体では6人前後の指名
全体でも大学生、社会人投手を中心に6人前後を指名する予定で、このほかには、東海理化の金平将至投手やJX-ENEOS・三上朋也投手などが挙げられる。また細山田武史捕手、松下一郎捕手を戦力外としている事から捕手の指名もあると見られる。
抽選は中畑監督が
抽選は中畑監督が「私がいくのがベターだな」と話し、高田GMも「クジを引く監督に当ててもらうしかない」と話している。昨年は抽選の1番目で東浜巨投手のくじを取れなかった中畑監督、今年はガッツポーズが出るか注目したい。
DeNAは18日、横浜市内の球団事務所で中畑監督も出席してスカウト会議を開き、24日のドラフト会議の1位指名候補として神奈川・桐光学園高の松井を筆頭に4投手をリストアップした。
松井のほかにJR東日本・吉田、東京ガス・石川、九州共立大・大瀬良らが候補のもようで「投手が最重要の補強ポイント。4投手から決めることになる」と中畑監督。高田ゼネラルマネジャーは「競合する投手にいくことは間違いない。クジを引く監督に当ててもらうしかない」と話した。
DeNAは中畑監督、高田繁GMが出席し、横浜市内の球団事務所で4時間を超えるスカウト会議を行った。
今秋のドラフト1位指名は明言しなかったが、桐光学園・松井で決定的。高田GMは「藤浪や大谷ぐらいの力は持っている。十分能力はあると思う」と評価した。他球団との競合は確実だが、クジを引く中畑監督は「昨年の(東浜をクジで外した)敗戦があるが、今年はいけると思う。最初に感じたものをそのままつかむ」と気合十分だった。
DeNAは18日、横浜市内の球団事務所で中畑監督も参加してスカウト会議を開き、24日のドラフト会議の1位指名候補を4投手に絞った。
高田ゼネラルマネジャーは4人の名前を明かさなかったが、神奈川・桐光学園高の松井については「地元優先とかは考えていない。評価している選手にいきたい」と話した。
DeNAは18日、横浜市内の球団事務所でスカウト会議を行い、ドラフト1位指名候補を即戦力投手4人に絞り込んだ。高田繁GMは「1位は4人。他の11球団も評価する選手。競合は間違いない」と説明。桐光学園・松井裕樹、九州共立大・大瀬良大地、JR東日本・吉田一将、東京ガス・石川歩の4投手から最終決定する。
3年目で初めて出席した中畑監督は「即戦力投手が最重要補強ポイント。くじ?ちゅうちょなく引くよ」と早くも気合満々だった。
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