慶大が全体練習をスタートさせた。2011年ドラフトの野手の目玉とされる伊藤隼太選手の視察のために、巨人、ヤクルト、広島、横浜、オリックスの5球団のスカウトが訪れた。
巨人・山下スカウト部長は「野手ではトップ評価、これだけの選手は高橋由伸以来」とコメント、オリックス・中川スカウトも「バッティングセンスが抜けている。小笠原に近いものがある」とコメントするなど、高い評価を受けている。
伊藤隼太選手はリーグ通算は6本塁打だが2010年春に2本を放つなど急成長を見せている。大学日本代表でも4番をつとめ世界大学選手権では3本塁打、NPBフレッシュ選抜との試合では2安打を放つ。また2010年の秋に行われたアジア大会でも社会人中心のメンバーの中で学生から選手されると全試合に出場、3番や6番を打ち12打数4安打5打点と活躍をみせた。
プロも久々の大学出身スラッガーに大きな注目を集めており、中日は地元出身の選手という事もありマークをしていることがわかっている。
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