横浜DeNAのラミレス監督は、ドラフト1位で指名した神奈川大の濱口遥大投手に指名あいさつを行った。大学に進学するまでは阪神ファンだったという濱口投手は、阪神との対戦を希望した。
元阪神ファン
濱口投手は対戦チームの希望を聞かれると、「阪神です。両親が阪神ファンなので、恩返しを込めて阪神に勝つ投球をしたい。敵地で阪神ファンをブーブー言わせたい」と話した。佐賀県出身の濱口選手は父の影響を受け高校までは阪神ファンだった。
しかし神奈川大に進学すると横浜スタジアムに足を運び、地元の横浜DeNAのファンになっていた。ドラフト会議でも横浜DeNAからの1位指名に少し涙を見せ、この日も「僕も意中の球団にゲッツしてもらいました。」と話し「開幕ローテーションに入って2桁勝てるように頑張ります」と目標を語った。
左の先発に
横浜DeNAは今年2年目の石田健大投手、ルーキーの今永昇太投手、それにリリーフで活躍した3年目の砂田毅樹投手など若くてすでに結果を残している左腕投手がいる。年齢では今永投手の一つ下で砂田投手の一つ上となる。
腕の振りと変化球の石田、キレの今永、度胸と横からの角度の砂田、そして150キロのパワーと鋭いスライダーの濱口、タイプの違った左腕がセリーグの各球団を脅かす事になりそうだ。
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感激の面持ちの浜口は、指揮官から対戦チームの希望を問われると「阪神です。両親が阪神ファンなので、恩返しを込めて阪神に勝つ投球をしたい。敵地で阪神ファンをブーブー言わせたい」と力説。さらに「今の最速は151キロですが、いつか160キロを出したい」とぶちあげた。
物おじしない性格だ。ラミレス監督から「どこを相手に投げたいか?」と問われると、父の顕人さん(58)の影響でファンだったという阪神との対戦を熱望した。「勝って(父に)恩返しがしたい。敵地(甲子園)で阪神ファンをブーブー言わせたいです」と強気に言い切った。同戦は今季チームが9勝15敗1分けと最も苦手とした相手だけに、指揮官は「素晴らしい」と目を細め「可能性はある。当てることができれば」と阪神戦でのデビューを示唆した。
「小さい時から父が阪神ファン。父への恩返しを兼ねて、阪神に勝つピッチングを見せたいですね」。
父・顕人さん(58)の影響を受けて、浜口自身も幼い頃から虎党。だが、大学に進学して訪れた横浜スタジアムでDeNAに魅了された。「ベイスターズファンになりました。未練?ないです」と明かした。
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