今年のドラフトの超目玉・東浜巨投手の獲得に向け、亜大の初練習に8球団のスカウトが集まった。視察に訪れたのはサンケイスポーツによると、中日、東京ヤクルト、横浜DeNA、福岡ソフトバンク、北海道日本ハム、埼玉西武、東北楽天、千葉ロッテの8球団。阪神はスカウト会議のため、オリックスは新人選手の入寮のために来ることができなかったと、スポーツニッポンには報じされている。参加しなかったのは、菅野智之投手、または大谷翔平投手の指名が濃厚な読売、そして広島だ。
特に北海道日本ハムは大渕スカウトデレクターと今成スカウトの2人が訪れた。各球団のスカウトのコメントは次の通り。
東京ヤクルト・斉藤宜之スカウト:「ドラフトでは上位の選手です。すべてが揃っている。神宮のスターはなるべく取りたい」
埼玉西武・竹下潤スカウト:「間違いなく上位で消える」
福岡ソフトバンク・宮田善久スカウト部長補佐:「高校の頃は細かったけど順調に成長してる。」
千葉ロッテ・山下徳人スカウト:「変化球はどの球種でもストライクが取れる。走者を出しても還させないところが凄い。」
北海道日本ハム・今成泰章スカウト:「担当している選手の中ではナンバーワン」
北海道日本ハム・大渕隆スカウトディレクター:「投球がクレバー。競合は間違いない」
中日・正津英志スカウト:「投球術のセンスがある。マウンド上で粘り強いのがいい」
横浜DeNA・武居邦生スカウト:「意思を持ってボールの出し入れができる投手。」
昨秋にはチームを東都リーグの優勝へと導いた、MAX152キロ右腕。紛れもなくドラ1候補で、争奪戦は必至だ。逸材の始動に中日、ヤクルト、DeNA、ソフトバンク、日本ハム、西武、楽天、ロッテの8球団が集まった。右ひじの炎症でノースロー調整だったにもかかわらず、8球団が東浜詣で。高い注目度に右腕は「ちょっと衝撃。びっくりです」と目を丸くした。 全文はサンケイスポーツを見てください。
日本ハムは大渕隆スカウトディレクターと今成泰章スカウトがロッテと並んで2人態勢で訪問。今成スカウトは「35年間スカウトをやってきたけど、精神的、肉体的に見てNo.1。1年目からローテーションに入って活躍できる力を持ってる」と絶賛した。浪人する意向を表明した東海大・菅野との交渉権は残っているが、今秋ドラフトでは東浜の動向に注視していく。 全文はスポーツニッポンを見てください。
ドラフト注目選手の始動に巨人のスカウト陣の姿がないのは異例だった。沢村の獲得を目指した10年も斎藤(日本ハム)大石(西武)福井(広島)が所属していた早大の始動を視察。昨年の菅野には清武英利球団代表(当時)まで足を運んだ。だが、東浜の始動に巨人スカウト陣は1人も姿を見せなかった。今後、亜大の練習を担当スカウトらが視察する予定はあるものの、ドラフト最大の目玉の始動視察は見送った。既に東海大・菅野が巨人入りを熱望し、1年間の浪人を表明。巨人側も菅野に対して誠意を見せた形だ。 全文はスポーツニッポンを見てください。
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