新宮との1回戦で6回パーフェクト、最速141kmのストレートで18アウトの内12を三振で奪った福岡工大城東の笠原大芽投手に、巨人、中日、東京ヤクルト、横浜DeNA、東北楽天、福岡ソフトバンクの6球団15人のスカウト視察をした。福岡ソフトバンクの永山勝スカウト部長は「肘と手首の柔らかさは一級品。楽しみ」とコメントすれば、巨人・藤本スカウトも「いいDNAじゃないですか。マウンドでの雰囲気もいいし、素材として将来性を感じる」とコメントしている。
「初めは緊張しましたが、3人で抑えられて落ち着いて自分の投球ができました」
初回は3者連続三振。2回以降も高めに伸びる直球とスライダーのコンビネーションで三振の山を築いた。最速141キロ。自己最速の145キロには届かなかったが、切れと制球力は抜群。常にストライク先行で3ボールは一度もなかった。球数は63球。外野に飛ばされることなく12三振を奪った。「(6回を終え)さすがに(完全試合を)狙ってみようと意識した」と大記録に色気を見せた直後、打線が爆発してコールドゲームとなった。
今秋のドラフト上位候補の初戦。スタンドには巨人、中日、ヤクルト、DeNA、楽天、ソフトバンクの6球団15人のスカウトが集結した。ソフトバンクの永山勝スカウト部長は「肘と手首の柔らかさは一級品。楽しみ」と高評価を口にした。 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。
「狙ってみようかなと思ったんですけど…」と福岡工大城東の笠原は語った。自身初の完全試合はコールド勝ちで参考記録になったが、左腕は最高のスタートを切った。
「足が震えるほど緊張した」という初回を3者連続三振で切り抜けると勢いに乗った。しなる左腕から繰り出される鋭い直球と切れ味抜群のスライダーに、相手打線のバットは空を切った。18のアウトのうち、12個が三振。打球は一度も外野に飛ばなかった。「この先も一人で投げ抜くつもりなので球数を少なくしようと思った」。最大8試合となる甲子園への道を考え、意識的に早めに追い込み、63球で快挙を成し遂げた。
笠原の投球に、ネット裏へ駆けつけた巨人、ソフトバンク、中日など6球団15人のスカウトもうなった。巨人・藤本スカウトは「いいDNAじゃないですか。マウンドでの雰囲気もいいし、素材として将来性を感じる」。かつて父が在籍したソフトバンクの永山スカウト部長も「鍛えがいがある、いい投手」と目を光らせていた。 全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。
コメント
肘と手首の柔らかさは一級品・・・
言いえて妙な評価ですね。
プロ仕込みのフォームが興味深いです。