オリックスはドラフト3位で指名した花咲徳栄の若月健矢選手と仮契約を結んだ。契約金は5000万円、年俸は600万円(推定)。背番号は37となった。
松井裕樹の天敵
若月健矢捕手は2年生の秋季大会で特大ホームランを放ちスカウトから注目されると、センバツでもホームランを放った。また春季関東大会では松井裕樹選手からレフトオーバーの2ベースヒットなど2安打を放ち、NO1左腕を攻略している。
また捕手としても、調子を崩していたエース・関口明大投手を励ましながら完封させるなど、投手のリードやセカンドまで1.7秒台といわれる抜群の強肩をみせる。オリックスの長村編成部長は「キャッチャーとして一番重要な肩を評価した。」と話した。
18Uワールドカップでは大阪桐蔭の森友哉選手がいたため出場機会は少なかったが4試合7打数で3安打3打点を記録している。ドラフト前には評価が高まり、阪神、埼玉西武などがドラフトの外れ1位候補にも名前を挙げていた。
大きな壁
オリックスにはこの秋に侍JAPAN入りもしている24歳の伊藤光捕手がいる。今年は137試合に出場し、打率は.285を記録、捕手としてまだまだ成長を見せている選手だ。しかもオリックスはFAで福岡ソフトバンクの山崎勝己捕手の獲得に動いており、入団しそうな感じで捕手の層はますます厚くなる。
裏を返せば、伊藤光捕手の評価もまだ決まっていないという事にもなる。捕手は時間がかかる。4、5年間は経験を積み同学年の選手が再びドラフトでプロ入りしてくる23歳くらいに、1軍で出場できる選手になってほしい。
プロ野球オリックス・バファローズにドラフト3位で指名された花咲徳栄高の若月健矢捕手(18)が21日、さいたま市大宮区の大宮パレスホテルで球団と仮契約を結んだ。背番号は37番。「捕手らしい番号。感謝してやっていきたい」と話した。
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