近大の小出智彦投手が調子を上げ、プロのスカウトの注目度が上がってきた。
関西学生リーグの近畿大vs立命館大の試合で小出投手が登板すると、最速141km/hのストレートながら立命大打線を9回4安打に抑え12個の三振を奪って完封勝利を挙げた。バランスの良いフォームから投げられるストレートはキレがあり次々と空振りを奪っていった。
この試合には広島など8球団のスカウトが視察し、広島の鞘師スカウトは「安定感がある」と評価した。181cmの本格派左腕投手として注目度が増してきている。
小出投手は愛知啓成高校出身の左腕投手、昨秋のリーグ戦の京都大戦でノーヒットノーランを達成して頭角を現していた。今季、近畿大は9試合を戦っているがそのうち8試合に登板し、6勝1敗、52回1/3を投げて54奪三振、防御率は0.17と抜群の成績を残している。
関大のカードでは3試合とも先発するなど獅子奮迅の働きを見せている。3日前の京都大で勝利投手となり中2日のマウンドだったが、抜群のストレートのキレを見せた。大体イニング数と同じくらいの三振を奪う感じだ。
左腕投手はどの球団も欲しいところ、ドラフト上位候補に浮上してくるのではないかと思われる。
中2日で登板した近大の左腕・小出が12奪三振完封で今季6勝目を挙げた。141キロをマークし、被安打4。8季ぶりの優勝へ向け、首位を争う立命大に先勝し「初戦を取れたのは大きい。試合に入ると疲れは感じなかった」と声を弾ませた。甲子園での初登板は「イメージ通りのマウンドでした」。8球団のスカウトが視察し、広島・鞘師スカウトは「安定感がある」と評価していた。
コメント
成長している。プロ入りに向けて成長して行って欲しい。