今年のドラフトの目玉級左腕、明治大の上原健太投手が、2月1日に巨人とオリックス、2日に広島と福岡ソフトバンクのキャンプを視察した。
ゼミで
上原健太投手は明治大の商学部に在籍をしており、4年生となってゼミにも参加している。ゼミでは「スポーツについて考える」をテーマにしているようで、その一環としてゼミ生約20人と共に沖縄の各地のキャンプを見て回っているという。
この日は広島カープのキャンプを視察したが、前田健太投手のキャッチボールを見て、「一球一球がきれい。スライダーもこれだけキレているのかとびっくりしました」とコメントしている。
ブラウン監督に
上原投手は沖縄県出身で、中学時までは毎年、キャンプに行っていたという。そしてカープのキャンプを見に行った際には、ブラウン監督より「ぜひカープへ」と誘われていたという。
それから広島の広陵高校に進み、今は明治大の学生として再びカープのキャンプに訪れた。今年は大学生最後のシーズンとなり、秋のドラフト会議では赤い糸に導かれるか。
観客席で異彩を放っていた。1日のオリックス、巨人に続き、この日は「スポーツについて考える」ゼミ生約20人とグラウンドを見つめたが、190センチの長身にベージュのジャケット姿はモデルのよう。時々「ウエケン」と呼ばれるという左腕は、同じ名前の前田のキャッチボールに見入り「一球一球がきれい。スライダーもこれだけキレているのかとびっくりしました」と目を丸くした。
商学部のゼミの一環で、1日にオリックスと巨人を回り、この日はソフトバンクにも足を運んだ。「前田健太投手のキャッチボールが印象的。一球一球がきれい。格が違う」。中学まで暮らした沖縄では例年広島のキャンプを見学。当時のブラウン監督から「ぜひカープに」と“スカウト”された逸話も披露した。1位候補の評価には「ありがたい。ラスト一年で結果を残したい」と語った。
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