明治大・上原健太投手が7回3安打1失点、広島スカウト視察

上原健太, 明治大

明治大の上原健太投手が先発で今季初登板すると、立教大打線に対し、7回を投げて3安打1失点で勝利、ドラフト1位候補に挙げる広島スカウトが視察をした。

不調から手ごたえ

上原健太投手は7回を投げて3安打1失点、最速も144キロを記録しまずまずのピッチングだった。しかし、先週までのオープン戦ではコントロールも定まらずに絶不調だったという。それでこの日の試合前のブルペンでノーワインドアップで投げると、「試合前のブルペンで、思い出した感覚があった。フォームと腕の振りの感覚がつかめた」とようやくバランスを取り戻した。

最速151キロの190cm左腕というふうに紹介されるが、大体は140キロ前後の速球を、左打者のひざ元に投げて打たせて取るようなピッチングが持ち味、長身という事もあり打者も自分の打撃ができないことも特徴の一つ。決して豪快なピッチングで力でねじ伏せるというタイプではない。制球力が命といえる投手で身長の割には凄さは感じにくい投手だが、実際に対戦してみるとすごさを感じる投手だという。

この日は不調ながらも、試合直前に感覚をつかんで好投を見せた。実績によって引き出しが増えているのだろう。このような対応力も上原投手が今後勝っていくためのポイントになるかもしれない。

 

広島スカウトがビデオ撮影

この上原投手を視察した広島・苑田スカウト部長は「会議の直前にいい映像が撮れた」と話した。

苑田スカウト部長は上原健太投手を昨年から1位候補として公言しており、春もあまりよくなかった上原健太投手について、「こんなものではない。私の中では変わりません」とコメントをしていた。ただし、さすがにスカウト会議では1位候補を上原投手に絞り込むことはできなかったようで、夏の甲子園では野手の可能性も探っていたように見える。

しかしスカウト会議ではこの日のピッチングの映像をもとにドラフト1位指名に推すとみられる。明治大からは野村祐輔投手が同じように、圧倒するようなピッチングがなく他球団が指名を避ける中で単独1位指名を行い、新人王を獲得する活躍を見せている。上原健太投手も他球団が指名を避けそうな状況となっており、チャンスと思っているかもしれない。

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この日は1メートル90の左腕で最速151キロを誇る上原が7回3安打1失点で今季初勝利を挙げた。「試合前のブルペンで、フォームと腕の振りの感覚がつかめた」と笑顔。上原は広島・広陵高出身。2年秋の時点で「1位候補」と公言してきた広島・苑田統括スカウト部長は「会議の直前にいい映像が撮れた」と目を細めた。


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