堀越・安西拓人投手にプロ3球団視察、成立学園・谷岡竜平投手は1回三者三振、文徳・本田建都投手は5回3安打無失点

中日ドラフトニュース 高校野球ドラフトニュース 千葉ロッテドラフトニュース 巨人ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 高校野球、その他の候補としては、堀越の安西拓人投手が7回2/3を投げて9四死球と制球を乱したものの3安打に抑えて1失点、まず1勝を挙げた。

 安西投手は180cmのサウスポーとしてプロから注目されている投手で、巨人、中日、千葉ロッテのスカウトが視察、巨人・吉武スカウトは「左肘の使い方が非常に柔らかく、投げっぷりがいいタイプの選手。まだ体の線が細いですが、今後、体が出来上がってくれば楽しみですね。」と話すと、中日・佐藤スカウトも「きょうは制球に難がありましたが、練習ではもっとしっかり投げていますし、レベルの高い投手であることは間違いない。」と評価、またロッテ・諸積スカウトも「確かに制球がよくなかったけど、打者目線からすれば、いやな荒れダマ。変に小さくまとまるよりは、そういうものも武器にしていったほうがおもしろいかもしれない。将来的に伸びる要素は十分に感じます」と将来性に評価をしていた。

 同じ東東京では成立学園の谷岡竜平投手が1イニングに登板し三者三振を奪って実力を見せた。ストレートが良かったと話し、次の試合以降が楽しみなピッチングだ。

 また熊本大会では春季九州大会で完全試合を達成した文徳高校の本田建都投手が先発すると、最速は138km/hとまずまずで5回3安打無失点、ランナーを背負ったものの要所を締めた。文徳は6月下旬に大半の部員がインフルエンザにかかり、本田投手も感染した。不安の中の初戦を何とか乗り切った。

東東京の堀越、プロ注目サウスポーの安西で1勝  - サンケイスポーツ:2013/7/12

 「初戦の緊張と勝たなければ…というプレッシャーで、どうにもなりませんでした。ブルペンではよかったんですが…」立ち上がりから四死球を連発。二回にも四死球がらみで都高島に先制を許した。三回以降はどうにか立ち直ったが、八回に3四球を出して、ついに降板となった。

 それでも7回2/3を投げ3安打1失点、最速136キロ(自己最速140キロ)。9四死球の代償は139球という投球数になって表れたが、1点を追う六回には一死一、二塁から自身の右前適時打で同点。味方の逆転劇につなげた。

 プロ注目の左腕。ネット裏には巨人、中日、ロッテ、3球団のスカウトが陣取り、将来性にはいずれも二重丸をつけた。

 巨人・吉武スカウト「左肘の使い方が非常に柔らかく、投げっぷりがいいタイプの選手。まだ体の線が細いですが、今後、体が出来上がってくれば楽しみですね。将来性を感じるサウスポーです」

中日・佐藤スカウト 「きょうは制球に難がありましたが、練習ではもっとしっかり投げていますし、レベルの高い投手であることは間違いない。上半身と下半身のバランスがよくなれば、さらに成長していく素材だと思います」

ロッテ・諸積スカウト 「確かに制球がよくなかったけど、打者目線からすれば、いやな荒れダマ。変に小さくまとまるよりは、そういうものも武器にしていったほうがおもしろいかもしれない。将来的に伸びる要素は十分に感じます」

 完全男が、闘志あふれる投球でコールド発進の立役者となった。今春の九州大会で38年ぶりとなる完全試合を達成した文徳のエース・本田建都(3年)は「体が重く、力んでしまった」と不満顔。6月中旬にインフルエンザにかかった影響もあったが、5回3安打無失点に抑えた。

 憧れは、楽天のエース・田中将大。5イニングのうち3度、得点圏に走者を背負ったが、そのたびにギアを入れ替えた。4回、1死二塁のピンチで後続を打ち取ると、本家ばりの雄たけびを上げた。「ランナーを出しても思い切り腕を振って攻められた」と、最速138キロの直球で押した。

 順当に勝ち進めば、ライバルのプロ注目左腕・大竹耕太郎(3年)擁する済々黌と準決勝で当たる。「きょうの内容では投げ勝てない」。病気で出遅れた分を取り戻して、16年ぶりの聖地を狙う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント