中日がスカウト会議、谷繁新監督が飛び入り参加し将来性を重視した指名を要望、桐光学園・松井裕樹投手や大阪桐蔭・森友哉捕手、日本生命・小林誠司捕手の可能性

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 中日はスカウト会議を開いたが、この日就任会見を行った谷繁新監督が飛び入り参加した。

 中日は広いナゴヤドームを活かした投手中心の守りの野球がベースにあるが、今シーズンは先発、中継ぎ投手がケガなどで不足し、Bクラスに転落した。球団フロントもチーム状況を考え、ドラフト1位候補をJR東日本・吉田一将投手、九州共立大・吉田一将投手など即戦力投手に絞っており、谷繁監督にもこれらの即戦力投手の説明を行ったようだ。

 しかし谷繁監督はスカウト会議後に「僕の要望は伝えさせていただいた。来年だけにこだわらず、将来に向けて可能性のある人。これからのドラゴンズを考えてという事」と話し、即戦力投手以外の候補も要望したようだ。これを受けて中田スカウト部長も「今年に関しては何が何でも即戦力と思っていたから、選択の余地が広がった」と話している。

 これでドラフト1位指名候補が俄然流動的になってきた。スポーツニッポンでは松井裕樹投手を1位指名候補に挙げると、ニッカンスポーツでは谷繁監督兼選手の負担を軽くするために、日本生命・小林誠司選手や大商大・桂依央利捕手を上位候補にリストアップしたと報じた。

 中田スカウト部長は以前、松井裕樹投手に不安な点を示した事もあり、また大阪桐蔭・森友哉選手について高く評価している様子を見せていた。谷繁監督の要望を組んで、大阪桐蔭・森友哉捕手もドラフト1位候補に浮上したのではないかと思う。

 「谷繁竜」も1位・松井あるぞ!中日の新監督に決まった谷繁元信捕手(42)が10日、名古屋市内で就任会見に臨み、そのまま午後から行われたスカウト会議に飛び入り参加。42歳の青年監督がいきなり動いた。

 「(ドラフト指名)候補のことを多少教えていただいて、僕の要望は伝えました。来年だけにこだわらず、将来に向けて可能性のある人。これからのドラゴンズを考えてということかな」。即戦力よりも将来性を重視してほしいとの要望をしっかり伝えた。

 今季、チームは12年ぶりのBクラスとなる4位に低迷。エース吉見が故障で長期離脱したこともあり、2桁勝利投手は大野(10勝)一人だけだった。当初は、即戦力投手として1位指名は、JR東日本・吉田一将か九州共立大・大瀬良大地のいずれかとみられていた。しかし、谷繁監督の意向を受け、桐光学園の松井を指名する可能性も出てきた。中田宗男スカウト部長も「今年に関しては何が何でも即戦力と思っていたから、選択の余地が広がった」と話した。

後釜捕手が重点課題  - ニッカンスポーツ紙面:2013/10/11

 

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