中日、育成ドラフト1位・佐藤雄偉知投手との交渉権放棄、7位・遠藤一星選手とは10日以降に交渉

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 中日が今年の育成ドラフト1位で指名した東海大相模・佐藤雄偉知投手が社会人入りを決意し、中日は交渉権を放棄した。

社会人へ

 東海大相模の佐藤雄偉知投手は192cmの身長から148km/hの速球を投げ、夏の甲子園では140キロカルテットとして注目された。春の大会では多くの試合に先発していたものの結果を出せず、夏の甲子園でも初戦で敗退したこともあり4人のうち1人だけ登板が無かった。

 それでも夏前にはプロ志望の意思を決めて秋にはプロ志望届を提出すると、中日は素質を評価して育成ドラフト1位で指名をした。しかし育成枠という事もあり、ドラフト会議翌日には東海大相模の門馬監督が家族と話し合うとしていた。

 そしてこの日、中日は佐藤投手との交渉権の破棄を発表し、中田スカウト部長は「社会人に進みたいという本人の意思を尊重した」と話した。指名されるかどうかギリギリの所にいた事もあり、高い素質もある事から社会人野球チームからは内定は得ていたとみられる。

 育成枠という事、また中日がドラフト会議では社会寺選手を大量に指名した事もあり、高校生でしかも育成から這い上がるのは難しいと判断したとみられる。高校生で指名され3年以内で戦力外通告を受ける選手もおり、その3年間を社会人にかけるという佐藤投手の思いが、そしてこの悔しさが3年後に結実することを期待したい。

 

ドラフト7位・遠藤一星選手とは10日以降に交渉へ

 また中日はドラフト7位で指名した東京ガスの内野手・遠藤一星選手もチーム残留の可能性も含めて考えている。中日は10日以降に遠藤選手と交渉するとのことだ。

 社会人では屈指の内野手として、侍ジャパン社会人代表としてアジア大会にも出場した。しかしドラフト会議では7位と言う指名となり、しかも中日の指名では友永翔太選手や石川駿選手、井領雅貴選手を先に指名しておりそのあたりのプライドもあるのだろう。

 交渉でどのような結論になるのか注目したい。

 中田宗男スカウト部長は「社会人に進みたいという本人の意思を尊重した」と説明した。佐藤は1メートル92の大型右腕で、直球の最速は148キロを誇る。盛岡大付との初戦で敗れた今夏の甲子園では登板機会がなかった。

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