中日はドラフト4位で指名したJR九州の福敬登投手と、契約金5000万円、年俸1000万円で、また育成ドラフト6位で指名した東海大・渡辺勝選手と、支度金200万円、年俸300万円で仮契約を交わした。
ドラフト4位・福敬登投手
福投手はJR九州の5年目の投手だが神戸西高校出身でまだ若い。今年序盤は社会人投手の中で急激に評価を上あげていた投手で、4月のJABA四国大会では香川オリーブガイナーズ戦ではリリーフで登板すると、埼玉西武がドラフト10で指名した松本直晃投手と投げ合い150キロを記録しタイブレークも無失点に抑えて勝利した。その後も都市対抗の九州予選で、都市対抗本選出場に貢献した。
ただし投球内容としては150キロの速球があるものの被安打数は多く、その中で粘って失点を抑えるスタイル。都市対抗では初戦の日本新薬戦で3回1/3で3安打3失点でマウンドを降り社会人でも全国クラスではさらにレベルアップが必要だろう。
育成ドラフト6位・渡辺勝選手
小柄だがスイングの強い打撃を見せ、東海大相模では1年秋からレギュラーで神宮大会準優勝、2年夏に甲子園準優勝、3年春に甲子園優勝と抜群の実績を残した。
大学では3年秋に打率3割に乗せてベストナインに選ばれると、4年春には打率.391に13盗塁を記録して一気にブレークした。秋は打率.283と成績を落とし、育成ドラフト6位での指名となったが実績もあり素質も高い外野手。
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