中日がドラフト1位指名の柳裕也投手と仮契約、高山俊選手に続き新人王を

中日ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

中日はドラフト1位で指名した明治大・柳裕也投手と、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件で仮契約を交わした。先輩や同期とセリーグの舞台で対戦し新人王を目指す。

明治大出身

明治大では広島カープの野村祐輔投手が今年16勝を挙げた。またルーキーだった阪神の高山俊選手が新人王を獲得し、出身選手が目立っている。柳投手も「高山さんが1年目から新人王を取られた。そこを目指してやっていけたらいいですが、先を見ずにとにかく必死にやった結果がそうなれば」と話し、高山投手に続いて明治大出身選手の新人王を狙う。

しかしそのためにはライバルがいる。明治大で2枚看板として活躍し、東京ヤクルトにドラフト2位で指名された星知弥投手だ。柳投手は明治大でエースとして登板し23勝を挙げてきた。星投手は4勝どまりだったが、秋の明治神宮大会ではリリーフとして活躍が光った。「星とも投げ合う機会があれば、負けたくないですね」とエースだった投手としての負けん気を見せた。

セリーグ新人王筆頭候補

大学BIG3と評価された田中正義投手、佐々木千隼投手はパリーグに行き、新人王候補の筆頭にも挙がってくると思う。しかし広島にドラフト1位指名された加藤拓也投手は東京六大学通算26勝で柳投手を上回り、巨人の吉川尚輝選手や横浜DeNAの濱口遥大投手、阪神の大山悠輔投手も積極的に1軍で起用されそうだ。また高校卒新人だが東京ヤクルトの寺島成輝投手も開幕ローテーション入りが期待されており、強力なライバルとなる。

上から投げ下ろすストレートとカーブをさらに磨いて、球威も140キロ中盤のレンジを維持できるくらいの体力をつけ、1年目で10勝を挙げてほしい。

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明治大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

「1日1日を大事に。1年でも1球でも長くやっていきたい」。固い決意とともに、大学生屈指の右腕がプロの世界に飛び込む。

「星とも投げ合う機会があれば、負けたくないですね」。ヤクルト2位で明大の同僚右腕との対決も心待ちにした。

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