東北楽天がドラフト5位指名したスーパー勤務の島井寛仁選手に指名挨拶

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 東北楽天がドラフト5位で指名したのは、熊本ゴールデンラークスでプレーする島井寛仁投手だった。島井選手は熊本県のスーパー・鮮ど市場で働きながら野球を続けていたが、高校1年生の時は沖縄尚学の東浜巨投手、浦添商の伊波翔悟投手と並ぶ評価を受けていた投手だった。

 浦添中学校3年生の時に走り幅跳びで6m81の沖縄県中学記録を記録し、100mも10秒9と抜群の身体能力の持ち主だった。また野球でも速球派投手として、打っても長打を見せる選手として、県内でも注目された存在だった。

 高校は興南高校へ入学、1年生で140kmを記録し、沖縄尚学・東浜巨投手、浦添商・伊波翔悟、興南・島井寛仁は1年生から注目されていたが、島井選手は野球部を退部、興南高校から西原高校に編入し、野球も一時は辞めていた。

 その後、西原高校・上原監督の熱心な誘いで野球部に復帰すると3年生で対外試合が解禁となり夏の大会でもプレーすることができた。そしてビッグ開発ベースボールクラブから熊本ゴールデンラークスでプレーし、東浜巨投手と同じドラフト会議で指名されることとなった。

 指名挨拶をおこなった埼玉西武・早川スカウトアドバイザーは「足のスペシャリスト。即戦力という評価」と話すと、島井選手も「赤星さんのように、相手に警戒されても走れる選手になりたい」と持ち前の俊足を活かしたプレーでプロに臨む。

 

 りんご、梨、みかんなど大量の果物が並んだ軒先で、50メートル5秒6の俊足が決意表明した。「赤星さん(元阪神)のように、相手に警戒されても走れる選手になりたい」。浦添中3年時に走り幅跳びで6メートル81を記録して優勝。今でも破られていない沖縄県中学記録を持つ身体能力の持ち主が、盗塁王を目標に掲げた。

 中略  チームは今季、聖沢が54盗塁で初のタイトル獲得。さらに走れる選手を増やし、足攻に厚みを持たせるのが狙いだ。早川SAは「足のスペシャリスト。即戦力という評価」と期待を込めた。甘~いマスクの“スーパーな新人”が、1年目から走りまくる。

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