東北楽天、ドラフト1位の松井裕樹投手と28日に入団交渉、門出を祝って新たな道へ

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 東北楽天はドラフト1位で5球団の競合の末に獲得した松井裕樹投手と、28日に川崎市内のホテルで入団交渉を行うと発表した。

最高額を提示へ

 クジを引きあてた立花球団社長は「当然はずかしくないものを出します。」と話し、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円の最高額提示を示唆した。大学・社会人のドラフト1位指名選手は、このような最高額を提示される事が通例だが、高校生のドラフト1位指名選手では目玉級の選手しかいない。

 今年の候補では、高校生選手のドラフト1位選手は4人で、中日の鈴木翔太投手(聖隷クリストファー)は契約金8000万円、年俸720万円、北海道日本ハムの渡辺諒選手(東海大甲府)は7500万円、年俸680万円となっている(推定)。ただし二人とも外れ1位の選手で、外れ1位の場合は年俸がやや低い事も多い。埼玉西武の森友哉選手も28日に入団交渉の予定だが、森選手にいくらが提示されるのかが見ものだ。

祝福で送り出す

 松井選手に限らず、野球選手に限らず、今年高校を卒業する世代は、中学卒業や高校入学の時期に東日本大震災が発生し、本来ならば祝福のイベントなどがあるのだろうが、そういう雰囲気では無かった。高校の卒業の時はその門出を祝いたい。

 その中で松井裕樹投手は東北の地へと向かう。田中将大投手のメジャー移籍が揺れ動いているものの、いずれチームを出て移籍するのは確実で、松井裕樹投手にはチームの顔として、東北の象徴として期待されることになる。

 あの甲子園でも1試合22奪三振の輝きは忘れられない。今年1年は全国の舞台に出場できなかったが、それにチャレンジし続けた姿も忘れない。今年1年間の努力は必ず応えてくれるだろう。

 楽天はドラフト1位指名した松井(桐光学園)と28日に川崎市内のホテルで入団交渉を行うことが決まった。

 10月24日のドラフト会議では5球団が競合し、楽天が交渉権を獲得。同31日には安部井寛スカウト部長らが指名あいさつに訪れていたが、今回は条件提示を含めた本格交渉となる。立花陽三球団社長は「当然恥ずかしくないもの(条件)を出します」。田中や昨年の藤浪(阪神)は高卒新人ながら契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円だった。同等の条件提示がなされることになりそうだ。

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