東北楽天は早大の茂木栄五郎選手をドラフト上位で指名する可能性があることが分かった。
1位2位が内野手も
茂木栄五郎選手は早稲田大のサードを守り、春のリーグ戦では5本塁打を放ち本塁打王に輝いた。身長は170cm前半と小柄だが長打力に定評があり、また広角に強い打球を打てる選手として大学では1年生からレギュラーとして活躍をしてきた。
日刊スポーツによると東北楽天の球団関係者が「ほしい選手。早大ならば茂木。上位で指名する他球団もあると思うが、調査をしている」と話し、リストアップをしていることを認めている。
星野副会長はドラフト1位で仙台育英・平沢大河選手の1位指名を決めている。平沢選手はオリックスなども注目しており、1位指名で競合する可能性もあるため、茂木選手は平沢選手が獲得できなかったときの候補と考えることもできるが、ドラフト1位・平沢選手、ドラフト2位・茂木栄五郎選手と一気に内野手2枚を獲得する可能性もある。
福岡ソフトバンクに対抗していくために、まずは強力な野手陣を作っていく。
この日は3打点、8球団が視察
その茂木選手はこの日、東京六大学の法政大に3番サードで出場し4打数2安打3打点を挙げた。3回にチャンスで打席に回ると、きっちりとセンター前にタイムリーヒットを放ち、6回にも2点タイムリー2ベースヒットを放って勝利に貢献した。
中日の佐藤スカウトは「左方向にも強く振れる打者はそんなにいない」と評価し、ドラフト直前に多くの球団から名前が挙がってきそうだ。
「チャンスなので自分のスイングをしようと思った」と言いつつ、「自分で思う強さで振れていない」と不満げ。22日のドラフト会議を前に、この日は8球団がチェック。中日・佐藤スカウトは「左方向にも強く振れる打者はそんなにいない」と高く評価した。
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