東北楽天ドラフト2位・吉持亮汰選手が仮契約、50m5.68秒の足を見せる

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東北楽天はドラフト2位で指名した大商大の吉持亮汰選手と、契約金7000万円、年俸1200万円で契約した。ドラフト会議で多くの球団が獲得を目指した選手。

抜群の身体能力

吉持亮汰選手は50m5.68秒を記録したこともある抜群の足の持ち主。遊撃手ではあるが本来ならば足の速い選手は、それを生かして外野手を守る事が多い。プロのスカウトも内野手は足の速さはそれほど必要ないと話す。投手としても140キロ中盤を投げる肩の強さもあって本来ならば外野手として使われる選手だが、吉持選手の場合は遊撃手としてのセンスも抜群だった。

この抜群の身体能力を持った遊撃手に、巨人、中日、横浜DeNA、阪神など多くの球団が2位での獲得を目指し、外れ1位での指名の可能性もあった。東北楽天がいの一番に吉持選手を指名した事が評価の高さを物語る。

大学時はチームメイトから「野生児」や「オコエ」とニックネームをつけられていた吉持選手、星野副会長から「あいつは猿やからな」と、「猿」というニックネームが新たに付けられた。リーグ戦90試合で62盗塁の驚異的な成績を残した吉持選手、獲得できなかった他球団がうらやむような活躍で、天下取りを目指す。

幼少期から木や電信柱に登るのが得意で、ついたあだ名が「サル」。星野仙一球団副会長も身体能力の高さを認めており「あいつはサルやからな」と話していた。これを伝え聞いた吉持は「星野さんからいただいたニックネーム。ファンの方にもサルと呼んでいただけるよう印象づけたい」と愛称の定着を目指す。

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