東北楽天はドラフト5位で指名したホンダ・石橋良太投手と、契約金4000万円、年俸1000万円で契約を交わした。個人的に来年の新人王候補と評価する。
不安しかない
石橋良太投手は明徳義塾から拓大、ホンダでプレーし、拓大では主に2部リーグでの投球となったが4年生の秋に1部に昇格すると1部で4勝2敗とエースとしての活躍を見せた。ホンダでも最速149キロの速球と低めのコントロールで1年目から活躍し、今年はエースとして日本選手権準優勝に貢献した。
実績を残してのプロ入りとなった石橋投手だが、日本選手権で準々決勝の日立製作所戦では9回5安打5奪三振完封勝利を挙げたが決勝の日本生命戦では8回まで1失点に抑え２－１とリードしていたが9回に2点を失い優勝をさらわれ、プロ野球について「もっとレベルが高いのかと思ったら不安しかない。」と話した。
それでも社会人チャンピオンになれなかった「悔しさを糧に頑張る」と話し、東北楽天でもエースとして活躍を誓う。
新人王候補
東北楽天の担当スカウトだった沖原佳典スカウトは、「制球が良く低めにしっかり投げられる。インコースも攻められる強気の投球が魅力。」と評価し、「先発ローテに入る力は十分にあるし、タフなので中もいけると思う。楽天でいえば則本や美馬のように投げっぷりがいい」と話した。
おそらく美馬投手の良いときのようなピッチングが十分できるのではないかと思う。ドラフト5位ではあるが、低めへのコントロール、変化球、フォームなどに欠点が少なく、1軍でも好投を続けることができる投手だと思う。パリーグの新人王候補の一人だとみる。
問題は好投しながらも味方の援護が少なかったりする事で、東北楽天は来年は打線の立て直しを図るシーズンとなりそうで、新人王当確の10勝をするには打線の協力が不可欠といえる。
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最速１４９キロ右腕は、今月の日本選手権で、目標とする楽天・則本のように気迫を前面に出し、直球とカットボールで打者をほんろう。準々決勝の日立製作所戦で完封するなど、チームを準優勝に導いた。それでも「（プロは）もっとレベルが高いのかと思ったら、不安しかない。悔しさを糧に頑張る」と、楽天では優勝に貢献するつもりだ。
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