東北楽天がドラフト4位で指名した大体大・菅原秀投手は、環太平洋大戦で先発し延長11回にタイブレークで敗れ涙を飲んだ。
151キロ右腕
明治神宮大会出場を決める関西地区大学野球選手権では、関西大戦で1試合17奪三振を記録していた菅原秀投手だったが、この日はその疲労もあり「体はベストではなかった」と話すように、ストレートも140キロ前半が多かった。得意の沈むボールも切れがいまいちで、しかも2回には審判より2段モーションを注意されるなど、悪い条件が重なった。
しかしそれでも4回までは無失点、5回と8回に1失点し同点に追いつかれたものの、9回まで2失点と投げ切った。タイブレークとなった10回は1失点、11回は2失点し敗れたものの、151球を投げ切り10回1/3を8安打7奪三振4四球で自責点2と好投を見せた。
菅原投手は「楽天で求められているのは三振だと思う。中継ぎでスタートする事になれば、3者連続三振を取れるような投球を目指したい」と話した。
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「リーグ戦でフル回転し、体がベストではなかった」とガックリ。学生最後の試合に惜敗し「自分は凄い投手ではないので、この点差は納得。プロの人に教えてもらいもう1ランク、2ランク上がりたい」と話した。
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