札幌日大の187cmスラッガー、松田進吾選手に北海道日本ハム、東京ヤクルトのスカウト視察

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 高校野球南北海道大会では札幌日大がとわの森三愛に6-0で勝利した。4番センターで出場している187cmのスラッガー・松田進吾選手が、バックスクリーン右にホームランを放ち、視察に訪れていた北海道日本ハム、東京ヤクルトのスカウトを驚嘆させた。

抜群のスイングスピード

 松田選手は187cmのスラッガーで、高校2年時はスイングスピードは140km/hだったが、冬に1日1000スイングを続けると、150km/hと高校生のトップクラスの記録となった。

 この日は6回2アウトで打席に入ると、インコースのストレートを強振し、バックスクリーン右へ放り込んだ。これで高校通算24号となった。

 

プロのスカウト注目

 この日は地元の北海道日本ハムと、日本人4番候補を探す東京ヤクルトが視察に訪れた。松田選手は小学校6年生の時にファイターズジュニアでプレーしている。

 地元、北海道日本ハムとしては他球団に取られたくない選手だろう。陽、中田、大谷の外野陣も、大谷選手が投手のほうで活躍し、陽選手も故障で離脱すると、打線が一気に弱くなった印象がある。

 石川慎吾選手など楽しみな選手もいるが、松田選手は地元のスラッガー候補だ。

 

 一本足打法からきれいな放物線が描かれた。2―0の6回2死。札幌日大・松田が内角低めの直球を強振すると、打球はバックスクリーン右に吸い込まれた。日本ハムとロッテのスカウトが熱視線を送るなか、高校通算24本目(公式戦4本目)を放ち「いつもよりしっかり捉えることができた」と笑顔を見せた。

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