北海道日本ハム、ドラフト1位の有原航平投手に指名あいさつ、背番号16予定

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 北海道日本ハムが4球団の抽選の末に獲得した有原航平投手に対し、栗山監督などが早稲田大学を訪れて指名あいさつを行った。

栗山監督がぞっこん

 有原航平投手には広陵高校時代から取材などで栗山監督が注目し、早くより獲得の要望を伝えていたとみられるなど、比較的早い段階から1位指名が報道されていた。そしてその思いが実り、4球団の抽選の末、北海道日本ハムが獲得した。

 北海道日本ハムについて有原投手は「160キロを実際に見たいし、中田さんとも対戦してみたい」と話し、大谷翔平投手、中田翔選手の名前を口にした。中田選手については広島出身であり、シニア時代には地元で投打に注目された選手だった。中田翔選手が1989年生まれの25歳、有原航平投手が1992年生まれの22歳、3学年上の先輩とは対戦したり同じチームになる事は無かったが、中田翔選手は事は当然知っている世代だろう。

 

背番号16、2軍スタート

 有原投手は「来春キャンプまでいい時間を過ごして、ダルビッシュさんのような凄い投手になりたい」と話した。しかし栗山監督は「慌てる必要はない」と答えた。

 気がかりなのは右肘の状態で、ドラフト前後の登板では腕の振りは痛々しくて非常に悪い状態だと思う。それでも球速は140km/h後半を出し、チェンジアップなどの変化球で抑えられる所は素晴らしいのだが、けがを治すことが最優先となる。

 栗山監督は「将来、チームの軸になることは間違いない。ルーキーは2月1日でなく、2月15日からキャンプインと思っている」と話し、例年同様にルーキーは2軍スタートを予定している。特に故障のある有原投手には3月や4月で1軍に上がれれば良いと思っているのではないかと思う。

 背番号は16の予定で、期待度は高い。背番号16が1軍のマウンドで見られる日を、まずはじっくり待ちたい。

 即戦力の156キロ右腕は「来春キャンプまでいい時間を過ごして、(元日本ハムで現レンジャーズの)ダルビッシュさんのような凄い投手になりたい」と意気込んだが、満面の笑みを浮かべた指揮官は「慌てる必要はない」と手綱を引いた。

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