健大高崎・柘植世那選手に北海道日本ハムスカウトが注目

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 健大高崎の柘植世那捕手に北海道日本ハムのスカウトが高い評価を示した。

完成度の高い捕手

 春季高校野球群馬大会の準決勝、健大高崎vs桐生第一の試合で、柘植世那選手はまず打撃で、初回にレフト戦にタイムリー2ベースを放つと、その後も2安打を放つなど3安打を記録した。また守っても「対策を練ってしっかりと抑えられた」と、強豪・桐生第一の打撃や足を封じ、6回を無失点に抑え、6回コールド10-0での圧勝に貢献した。

 この日は北海道日本ハムの今成スカウトが視察し、「スローイングもキャッチングもいい。高校生では完成度が高い」と話し、好守で高い評価を示した。

 北海道日本ハムは捕手は、横浜高校から2011年にドラフト4位で指名した近藤健介選手と、帝京高校から2013年にドラフト8位で指名した石川亮選手が捕手を務める。若いながらも二人とも打撃も力がある選手で、若い捕手は補強ポイントではないかもしれない。ただし近藤選手は打撃を活かしてサード転向の話も良く出る。

 柘植選手は打撃もあり他のポジションでも活躍できそうな力がある。プロ志望すれば、今年のドラフトで指名される可能性はかなりありそうだ。

2015年度-高校生捕手のドラフト候補リスト

2015年度-高校生-群馬県のドラフト候補リスト

柘植が3安打 デイリースポーツ紙面 2015/5/3

 

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