清原和博氏の親戚、JR北海道・清原雄貴投手を日本ハムが指名へ

　北海道日本ハムは、JR北海道の清原雄貴投手をマークしている事が分かった。清原雄貴投手は清原和博氏の親戚で、社会人2年目の144km/h左腕投手。

清原氏よりアドバイス

　清原雄貴投手は177cmの左腕投手で144km/hの速球を投げる。岸和田出身で東北高校、東北福祉大と進学し、JR北海道で2年目となる。東北高校時代に甲子園に出場したものの、大学では3年生でようやく公式戦初登板するなどやや伸び悩んだ。JR北海道でも1年目は公式戦の登板は無かったが、今年に入り、JABA四国大会の新日鐵住金広畑戦で5回を投げて3安打無失点と好投をしている。

　ややスリークォーター気味のフォームからストレートと90km/h台のカーブを投げるが、清原家の親戚が集まった際に清原和博氏より、「変化球も真っすぐも腕の振りが変わらない投手が打ちにくい」とアドバイスをされ、それを心がけている。

北海道日本ハム、地元左腕獲得へ

　北海道日本ハムは昨年のドラフト5位で、地元北海道の左腕、室蘭シャークスの瀬川隼郎投手を指名し、今季はリリーフとして登板している。プロ野球では先発、リリーフで登板する左腕投手は常に求められており、北海道日本ハムにとっては地元チームの有力候補として獲得を目指し、球団幹部も視察に訪れているという。

　まだ、数多くいる社会人左腕投手の一人だが、かずさマジックの加藤貴之投手や東京ガス・宮谷陽介投手、日本生命・清水翔太投手といった投手が調子が上がらなければ、社会人屈指の左腕として他球団からも名前が挙がってくるかもしれない。

2015年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト