プロVS大学生、解禁!巨人が東海大との対戦に向けて動く

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 日本学生野球協会が正式に、プロVS大学生の練習試合を承認しました。3月と8月、協会の承認が必要、観客からの入場料無料が条件で3月1日から施行される。

 これまでプロアマの壁は非常に高く、ドラフト会議でもいろいろな問題を定義してきました。しかし国内のプロスポーツの多様化やメジャーリーグへの人材流出などにより国内で対立している場合では無くなってきており、プロ側もドラフト会議でアマ側の条件を受け入れてルールを遵守してきた結果、プロ出身監督や選手の受け入れ、プロアマ交流戦などが次々と実現して行きました。

 そして最後は斎藤佑樹投手の存在により、プロ選抜VS大学日本代表の対戦が2009年、2010年に実現し、プロVS大学生が試合として実現可能という事になっていきました。

 プロにとっても大学生選手の実力を見る絶好の機会であり、選手本人や大学の指導者にプロチームの魅力を伝える機会でもあります。積極的に行っていくべきでしょう。その様な動きに積極的なのは巨人・清武代表で、早くも菅野智之のいる東海大との対戦を実現させたい考え、他にも藤岡貴裕のいる東洋大、伊藤隼太のいる慶大との対戦を実現させていくでしょう。

 明大OBの東北楽天・星野監督も明大と対戦し野村祐輔の実力を見たいでしょうね。 島袋洋奨が入学する中央大、東浜巨投手のいる亜大、中後悠平のいる近大なども対戦が組まれることでしょう。

 観客も無料という事で、ドラフト候補の実力をみる良い機会となりそうです。楽しみですね!


 2009年のU-26プロ選抜VS大学日本代表の試合。大学選抜の東海大3年・伊志嶺翔大(2010年千葉ロッテ1位)、法政大1年・多木裕史(現3年生)、早大2年・土生翔平(現4年生)が翌2010年に15勝を記録したプロ球界のエース・前田健太と対戦した!

コメント

  1.  記事読みました。確かに独立リーグとの関係がルールなどができていないところもあり、新しい課題にもなってくるかもしれません。田澤がメジャーに行った時のように、例えばドラフト候補が独立リーグ入団を希望したときにどうするか、独立リーグのスカウトがNPBより先に接触したりなど。

  2. 先日はありがとうございます。これからも、こちらに足を運びたいなと。ドラフトリポートさんやその他サイト・ブログにも足を運んではいるのですが、こちらもいいですね。
    話はこの記事の話題に変わって、デイリーに、阪神も東洋大のほか関西の大学と交流していくと書いてありました。
    が、しかし、蛭間豊章記者の「Baseball inside」っていうスポーツ報知の記者のブログで
    プロアマ解禁、独立リーグ除外の真意が分からない(第596回)
    http://weblog.hochi.co.jp/hiruma/2011/02/post-631e.html
    とあるように、確かに地方はやや難しい気がしますね。そう考えれば独立も多少は考慮してもいいのではと自分も思います。
    でも、交流はいい方向へ向かうでしょうから期待したいです