京都大・田中英祐投手が今季初勝利、巨人など5球団が視察

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 京都大の田中英祐投手が同志社大戦で9回3失点に抑え、今季初勝利を手にした。この試合には5球団のスカウトが訪れた。

打たせて取る投球

 京大・田中英祐投手は今季の投球について「ガクンと調子が落ちた。直球勝負をやめてとにかくゴロを打たそうとした」と話し、調子が良くないと話している。それでもこの日は最速147km/hを記録、今季注目されている大学生投手の中でトップクラスの球速を見せた。

 9回を投げて10安打4奪三振で3失点、内容は納得していないかもしれないが、粘りの投球で勝利を手にした。同志社大は春のリーグ戦で完封するなど得意な印象がある。春に続いて勝ち点を奪うべく、今日も登板に備える。

 

5球団のスカウト視察

 この日は5球団のスカウトが視察に訪れ、巨人の益田スカウトは「いい球を投げるし、やはりいい投手」といいを連発した。もし田中投手が東京六大学で投げていたら、有原航平投手や山崎福也投手と並びドラフト1位候補として評価されていたのではないかと思う。

 上位指名の可能性もある田中投手、ドラフト当日は多くの報道陣が集まることが予想される。それよりもプロ入り後に1軍で、もっと多くの報道陣が集まるような活躍を見せてほしい。

 プロ志望届提出後、初の試合は「意識はしてなかった」と言いながらも、自然と張り切ってしまう。不調の中、MAX147キロをマークし、バットでも大活躍。「あしたは総力戦で勝ち点を狙います」と4勝9敗、勝ち点1に終わった“春超え”を手土産に、プロへと歩む。

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