巨人、智弁学園・岡本和真選手をドラフト1位候補に

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 巨人はスカウト会議を開き、1位指名候補を12人の絞り込んだ。その中で早大・有原航平投手と共に、智弁学園・岡本和真選手の名前も入っていると日刊スポーツが1面で報じている。

ドラフト1位はまだ「白紙」

 約3時間のスカウト会議後に山下スカウト部長が「今年は菅野のような存在がいない」と話した。これまでは常に早大・有原航平投手を念頭に発言をし、有原投手を菅野投手のような存在と位置づけていたようにみられていたが、そこまでの評価までは至っていないようだ。

 そして、「即戦力か将来性か、今の段階では誰かは白紙」とドラフト1位の方針を決める事はできず、「様々なケースがある」と話して12人のドラフト1位候補を選んだ。名前が挙がったとみられるのは、それでも今年も即戦力NO1の有原航平投手や亜大・山崎康晃投手、明大・山崎福也投手、済美・安楽智大投手、盛岡大付・松本裕樹投手、の名前が挙がり、さらに智弁学園の岡本和真選手の名前が入ったようだ。

 

有原航平投手の評価次第

 巨人は2008年に大田泰示選手をドラフト1位指名している。2008年もドラフト会議は不作とされ、特に投手については、ドラフト1位で指名されたのが阪神の蕭一傑投手、福岡ソフトバンクの巽真悟投手、東北楽天の藤原紘通投手、千葉ロッテの木村雄太投手、オリックスの甲斐拓哉投手、西武の中崎雄太の6人と少なかった。

 その年に大野奨太選手(北海道日本ハム)や野本圭選手(中日)、松本啓二朗選手(横浜)が1位指名される中で巨人は、東海大進学を示唆していた大田泰示選手をプロ志望届直前にプロ志望させ、他球団を出し抜いて1位指名している(福岡ソフトバンクも指名したが抽選で獲得)。

 今年は2008年まではいかないものの、即戦力投手が不調で、その中で有原航平投手はドラフト1位候補として高く評価していたが菅野投手程ではないと評価するならば、打撃で苦しんだチーム事情や将来を見据えて野手の指名の可能性がある。ここの所、中部学院大の野間峻祥選手など野手の候補の噂が出ている事も、野手指名の可能性が周囲に伝わってきているのかもしれない。

 その中で名前が挙がるのは、打撃に関しては将来性NO1と評価される智弁学園・岡本和真選手という事になる。有原航平投手は明大戦で登板して3回ノーヒット5奪三振と結果を残し、今後の試合で素晴らしいピッチングをすれば素直に有原投手となるが、今の時点から評価をグッと挙げるのは難しいか。

 

NO1を狙う巨人の1位12人は

 巨人は評価した中で即戦力投手だったり、足だったりのポジションでNO1選手を指名してくる。1位の12人を考えると、即戦力NO1は有原投手、打撃NO1は岡本選手とし、左腕投手NO1では明大・山崎福也投手、リリーフNO1は亜大・山崎康晃投手という事になりそうだ。

 また将来性のある投手NO1は安楽智大投手、松本裕樹投手を評価している。この他でいくと、俊足NO1、内野手NO1、即戦力打者NO1などになってくるが、駒大・江越大賀選手や中部学院大・野間峻祥選手、横浜高校の浅間大基選手、早大・中村奨吾選手なども挙げられるか。

 他に投手の候補では新日鐵住金鹿島の石崎剛投手なども入ってくるかもしれない。

 

全体では

 またこの日のスカウト会議では全体で指名候補を47人に絞り込んだ。ドラフト会議では4,5人を指名する模様。今年はドラフトよりもFAの金子千尋投手などに重きを置く事になりそうだ。

 

巨人ドラ1、智弁・岡本  日刊スポーツ1面 2014/10/2

 

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コメント

  1. 仮想ドラフト期待してます。