巨人スカウト会議、Aランクに柳裕也投手、佐々木千隼投手、藤平尚真投手を追加

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巨人は6月17日に球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト1位候補となるAランクの選手8人の名前を挙げた。

Aランク

この日Aランクとして挙げられた選手は8人、創価大・田中正義投手、履正社・寺島成輝投手、日大・京田陽太選手、中京学院大・吉川尚輝選手、東京ガス・山岡泰輔投手、明治大・柳裕也投手、桜美林大・佐々木千隼投手、横浜高・藤平尚真投手だった。

巨人は1月スカウト会議でAランクの選手として、創価大・田中正義投手、履正社・寺島成輝投手、東海大・丸山泰資投手、日大・京田陽太選手、中京学院大・吉川尚輝選手、東京ガス・山岡泰輔投手、大阪ガス・酒居知史投手の7選手を挙げており、丸山投手と酒居投手が外れ、柳投手、佐々木投手藤平投手が新たに加わった。

スカウト会議後に山下スカウト部長は、田中正義投手について「スケールの大きな投手で3年の時から高い評価をしている。春は故障で出遅れたが、秋に本来の投球をすれば人気になるのは間違いない」と話し、引き続き高い評価をしており、ドラフト1位の最有力候補は変わらない。しかし「Aランクの選手が、秋にどれだけ成長するかを見て決めたい。夏を過ぎてBからAに入ってくる選手も出てくるだろう」と話し、競合確実の田中正義投手を指名するか、それともほかの投手を確実に1位指名するかの判断を秋に行う事になる。

その候補として挙げられているのが明治大の柳裕也投手で、今春のリーグ戦は6勝、87奪三振、防御率0.87を記録し投手3冠に輝いた。山下スカウト部長も「いつ見てもいい。安定感という点ではNO.1」と話す。

巨人は2013年のドラフトでは松井裕樹投手、大瀬良大地投手がいる中で社会人で急成長した石川歩投手の単独指名を狙った。結果的には千葉ロッテと競合し抽選で外したが、プロ入り後はロッテのエース格に成長している。そして2014年は岡本和真選手を、2015年は桜井俊貴投手を単独1位指名しており、近年は身長に選手を見て競合を避ける事が多い。田中正義投手の肩の具合とどのように判断し、柳投手や佐々木投手、寺島投手などをどのように判断するか、そして昨年の桜井投手のようにドラフト直前で急成長してくる選手がいるか、まだ1位指名は絞りにくい。

その他の指名候補

この日のスカウト会議では、120人をリストアップしたうえで、ドラフト1位から3位までに指名するとしている上位候補30人をリストアップしている。山下スカウト部長は「今年は野手が少なく、AからCランクとも投手が多い」と話し、投手中心にリストアップされたことを明らかにしている。

Aランク8人以外にも、酒居投手や立正大・黒木優太投手、近大・畠世襲投手、慶大・加藤拓也投手、東海大市原望洋・島孝明投手などが入っているとみられる。

巨人スカウト会議、7人をAランク指定し田中正義投手を特Aに

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2016年度-大学生投手のドラフト候補リスト

2016年度-特Aランクのドラフト候補リスト

この日のスカウト会議では120人を挙げた上で、上位(1~3位)指名候補の30人をリストアップ。1月の会議から引き続きAランクに入ったのは超目玉の田中に加え、東京ガス・山岡泰輔投手、履正社・寺島成輝投手、日大・京田陽太内野手、中京学院大・吉川尚輝内野手の5人。柳以外では、3月の巨人3軍戦で3失点完投した桜美林大の最速152キロ右腕・佐々木、将来性豊かな横浜の153キロ右腕・藤平が新たに1位候補に加わった。

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