巨人、ドラフト1位は田中正義投手、佐々木千隼投手、柳裕也投手の3人に絞り込み

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巨人は18日、都内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト1位指名選手を、創価大・田中正義投手、桜美林大・佐々木千隼投手、明治大・柳裕也投手の3投手に絞り込んだ。

大学生投手を指名

スカウト会議を終えた山下スカウト部長は報道陣に「3人から半分に減りました。名前は言えないけど大学生」と話し、これまでドラフト1位候補に挙げていた寺島成輝投手、藤平尚真投手、今井達也投手が候補から外れ、創価大・田中正義投手、桜美林大・佐々木千隼投手、明治大・柳裕也投手に絞り込まれたことを明かした。「即戦力を重視したという事。3人はどの選手も即戦力と評価している」と話した。

田中正義投手については「まだ100%の状態ではないかもしれないが、ストレートの質はいい」と評価しており、佐々木投手には8日の東海大戦にスカウト10人で視察し、15日には堤GMも視察をしている。柳投手にも土曜日の試合に堤GMと山下スカウト部長が視察をした。

決定は当日?

ドラフト1位指名を3人のうち誰にするかは「20日に監督も来られるので、候補のビデオを見ていただいて意見交換してその時に決めようと思う」と話し、20日のドラフト当日の会議で決定する方針を示した。また「よそも獲ろうとしているから、じゃあやめようという事はない」と競合覚悟の姿勢も示した。

今日19日にもスカウト会議を開くが、4位以下の指名選手についての話し合いを行う予定となっている。

2016年度-特Aランクのドラフト候補リスト

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3位指名までの上位候補について集中的に会議を行ったと明かした山下哲治スカウト部長は「即戦力を重視したということ。3人はどの選手も即戦力と評価している」と田中ら3人を最終候補とした理由を説明した。前回6日の同会議では作新学院・今井、横浜・藤平、履正社・寺島の高校生3人を加えた6投手が1位候補だった。15、16日に堤辰佳GMも加わって各大学リーグを視察。最終的に来季の戦力となりうる大学生右腕の1位指名を決めた。

 「6人から半分に減りました。名前はいえないけど、大学生。どれを選んでも、成績を残せるピッチャーだと評価している」

 2時間以上の会議を終えた山下スカウト部長の表情も本番モード。6日に開いた前回の会議では履正社高・寺島、横浜高・藤平、作新学院高・今井も1位候補に挙がっていたが、至上命題のV奪回へ、トップランクの即戦力3人に絞った。

現状、球団内で評価が高まっているのが佐々木だ。今春までは田中が本命視されていたが、剛腕が4月に右肩痛を発症して情勢が変化。総合力の高い佐々木に注目が集まり、8日の東海大戦はスカウト10人で観戦。15日の日体大戦は、堤GMも熱視線を送った。

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