福岡工大城東・笠原大芽投手の兄、将生投手がプロ初勝利!

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 今年のドラフト注目選手の一人、福岡工大城東・笠原大芽投手の兄、巨人・笠原将生投手が広島を6回7奪三振無失点に抑えてプロ初勝利を挙げた。

 笠原将生投手は191cmの大型右腕として2008年に巨人がドラフト5位で指名した。また父は元千葉ロッテ、ダイエーで投手としてプレーした笠原栄一選手。父が果たせなかったプロ1勝を兄の将生投手が果たした。来年には弟の大芽投手がプロ入りすることが濃厚で、弟よりも先に勝利を挙げることができて安心だろう。

 兄が4年をかけてプロ1勝を挙げたことで、素質型の笠原大芽投手も自信が出ただろう。既にプロ志望届けを提出しており、希望を持ってプロ入りする。巨人が評価しているが185cmの長身から145kmを記録する大型左腕投手でプロ12球団が注目している。

 帽子が吹き飛びそうなくらい、思い切りよく腕を振った。3回2死満塁。笠原は139キロの直球でエルドレッドから空振り三振を奪うと、魂の雄たけびを上げた。「気持ちを前面に出せました。小さい頃から野球を教えてくれた父の分まで勝てて良かったです」。かつてロッテ、ダイエーでプレーした父・栄一さん(46)が果たせなかった1勝を、その手でつかみ取った。

 

 プロ初先発した5月3日の広島戦(東京D)で4回3失点。悔しくて、ビデオでも失点場面を見られなかった右腕は帽子のつばに「楽しく」と書いて臨んだ。「指のかかりが良かった」と、191センチの角度を生かした直球で攻めた。フォークとのコンビネーションで6回6安打7奪三振無失点。躍動感ある97球だった。 全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。

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