島袋洋奨投手、東浜巨投手とチームメイトとしてライバルに

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 福岡ソフトバンクはドラフト会議で指名した13選手が福岡入りし、球団の施設などを見学した。ドラフト5位で指名された島袋洋奨投手は「東浜さんとは面識がある。いろいろと相談したい」と話した。高校、大学と対戦相手として投げ合った二人、今度はチームメイトとして1軍先発を争う。

甲子園優勝投手2人

 東浜巨投手は2008年のセンバツ大会で優勝した。その大会中に島袋洋奨投手は興南高校に入学をしている。二人はその夏の沖縄大会準決勝で激突し、3-1で選抜優勝投手の東浜巨投手が勝利を収めた。

 2010年、東浜巨投手は亜細亜大のエースとして活躍すると同じころ、島袋洋奨投手も2010年の春、夏と甲子園連覇という先輩を越える活躍を見せ、島袋投手は亜細亜大と同じ東都リーグ1部の中央大学に進路を決める。

 二人の再戦は1年目の春に行われた。1回戦で登板した東浜投手が雨で2日はさんだ5月13日に先発をすると、中央大は1年生の島袋洋奨投手をマウンドに送る。東浜投手は7回を2安打7奪三振も1失点して降板すると、島袋投手は5安打12奪三振で大学初勝利を1-0完封で飾る。

 秋も10月18日に今度は1戦目のマウンドで二人が投げ合う。東浜投手は7回を投げて3失点(自責点1)、対する島袋投手は6回を1失点に抑え、島袋投手が再び白星を奪う。しかし3戦目では東浜巨投手が9回を完封、島袋投手は1回1/3で2失点してマウンドを降りた。

 

チームメイトとして

 高校、大学で投げ合った二人は今度はチームメイトとなった。東浜巨投手はドラフト1位で期待された入団したものの、まだ3勝と期待に応えられていない。そして島袋投手はドラフト5位でギリギリの指名だった。

 ともに高校時代の輝きはまだ取り戻せていない。しかし島袋投手は沖縄出身の追いかけ続けてきた先輩につき、プロでの苦労や体のつくり方などを教わりたいという。東浜投手もポストシーズンで好投を見せ、日本一に貢献をして手ごたえを感じ始めている。

 今度はチームメイトとしてプロ野球選手として1軍のマウンドをともに目指す。まだ勝負はついていない。

教えて!なお先生 島袋 西日本スポーツ紙面 2014/12/1

 

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