埼玉西武ドラフト1位・森友哉捕手と久米健夫捕手が駅で人命救助、転落男性助ける

埼玉西武ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 埼玉西武のドラフト1位・森友哉捕手が、駅でホームから転落した男性を救助していた事がわかった。

 

11月のJR新今宮駅

 JR新今宮駅で11月に目の不自由な男性がホームから転落したが、大阪桐蔭に通学途中の森友哉捕手と久米健夫捕手が、この男性をホームから押し上げて命を救った。ラッシュ時は5分前後の間隔で電車が行き来するとのことで、相当な勇気、行動力、体力がなければなし得なかったと、二人の行為に感謝状が贈られる。

 またJR西日本は「高校生ご自身の強い希望で、この件に関してはいっさいお話しすることはできません」と話し、二人は話さないように伝えていたという。

 

 

西武ドラ1森お手柄!ホーム転落男性救助 - ニッカンスポーツ・コム:2013/12/9

 西武のドラフト1位、大阪桐蔭・森友哉捕手(18)が決死の人命救助をしていたことが8日、分かった。11月、JR新今宮駅(大阪市浪速区)で目の不自由な男性が、誤ってホームから線路に転落。森は通学途中に居合わせ、チームメートの久米健夫捕手(3年)と2人で線路から男性をホームに押し上げた。お手柄の2人にはきょう9日、感謝状が贈られる。

 

 関係者によれば、白いつえを頼りに駅のホームを歩いていた男性が、誤って線路に転落。大阪・堺市の自宅からの通学路でその場に居合わせた森が、チームメートの久米と線路に降り、男性がホームに上がるのに手を貸した。

 

 同駅は大阪環状線管内で、南海本線の新今宮駅とも隣接。ラッシュ時は5分前後の間隔で電車が行き来する。相当な勇気、行動力、体力がなければなし得なかった、とっさの救出劇だった。森と久米はチームの主将、副将を務め、今夏も4季連続の甲子園にチームを導いた。

 

 JR西日本側は「高校生ご自身の強い希望で、この件に関してはいっさいお話しすることはできません」と、詳細を明かさなかった。森は、阪神藤浪とバッテリーを組んで昨年の甲子園で春夏連覇。2年連続高校日本代表の正捕手も務め、西武から1位指名を受けた。楽天1位の桐光学園(神奈川)・松井裕樹投手(18)と並ぶ、知名度NO・1の高校生だ。人命救助とはいえ、話題が先行することを嫌い、2人は沈黙を守ってきた。きょう、2人に感謝状が贈られる。

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