埼玉西武がドラフト1位指名を公表、前橋育英・高橋光成投手に決定!

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 埼玉西武は10月15日にオーナーに今期の報告を行ったが、その後に鈴木葉留彦本部長が、前橋育英・高橋光成投手のドラフト1位指名を公表した。

ドラフト1位を公表

 埼玉西武は前日にスカウト会議を開き、ドラフト1位候補の絞り込みを行ったが、その会議でスカウトの総意として高橋光成投手の1位指名が決まっていたようだ。

 そしてこの日のオーナー報告で来年への補強なども報告したとみられ、そこでドラフト1位指名で高橋光成投手の公表についても了承されたものとみられる。鈴木球団本部長は「今年は異例ですが、公言したい。一本に絞って高橋光成でいきます」と指名を公表した。

 有原航平投手といった即戦力投手の可能性もあったが、田辺新体制1年目という事もあり、森友哉選手が1年目から結果を見せた事などもあり、将来のエース候補(または即戦力)として高橋光成投手の指名を決めたと思われる。

 指名の公表については、現在は早大・有原航平投手、済美・安楽智大投手の名前が多く挙がっており、高橋光成投手も当然多くの球団がリストアップをしているとみられるが、その状態で公表することで、他球団にプレッシャーを与える効果があると考えたのだろうか。

 

夏優勝投手

 高橋光成投手は群馬県沼田市出身で、高校1年生秋には9回4安打15奪三振で完封するなど頭角を現した。2年生夏の群馬大会決勝で優勝を決めた最後の球で最速148km/hを記録すると、夏もその勢いで優勝まで駆け上った。ストレートは140km/h前半が多いものの、188cmの身長から低めに角度のある球が投げられ、そこから沈むフォークボール、ストライクも取れるスライダーで総合力の高い投手だった。

 しかし準決勝、決勝戦では暑さと疲れから投球フォームも崩し、日本代表として出場した18Uでもほとんど登板はなく、帰国後すぐに行われた秋季群馬大会では1回戦で敗れた。その後は疲労回復と投球フォームを取り戻す時間としていたが、1月にバント練習で右手親指付け根を負傷すると、一時は握力が低下するなど春まで登板はできず、春季大会ではスカウトが待ち構えたものの登板はなかった。

 練習試合でも制球に苦しむなどし、夏の大会では3回戦で健大高崎で幼馴染だった脇本直人選手にホームランを浴びるなど2-6で敗れ、2年生のような投球は出来なかった。しかし、角度のあるストレートとフォークボールを見せ、スカウトからは故障や疲労の影響は重くないと判断されていた。

 

単独指名はなるか?

 最近のスカウト会議では、広島や福岡ソフトバンク、阪神、中日などが1位候補としてリストアップしているようで、広島と阪神は有原航平投手の1位指名が濃厚、中日も即戦力投手の指名が濃厚となったが、福岡ソフトバンクは安楽投手や高橋光成投手の1位指名の可能性が高いとみられる。

 西武が15日、23日のドラフト会議で前橋育英・高橋光成投手(17)を1位指名する方針を公表した。鈴木球団本部長が「今年は異例ですが、公言したい。一本に絞って高橋光成でいきます」と断言した。

 15日、オーナー報告に同席した鈴木葉留彦本部長(63)は「1位に関して今年は異例ですが一本に絞りました。高橋光成選手です」と、前橋育英(群馬)の高橋光成投手(3年)を1位指名することを明言した。

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