埼玉西武、富士大の多和田真三郎投手をドラフト1位指名へ

多和田真三郎, 富士大

埼玉西武はドラフト1位で富士大の多和田真三郎投手を1位指名する可能性が高いことが分かった。

富士大の選手を指名

埼玉西武は2013年のドラフト2位で富士大の山川穂高選手を、また2014年もドラフト3位で同じく富士大の外崎修汰選手を指名している。以前は特定のチームとの縁を強くして、そこの選手を囲い込むような事もあったが、今の時代はそれもなかなか難しくなった。しかし、そのチームの選手を2年連続で指名しているという事は、当然スカウトが何度もそのチームに足を運んでおり、ほかの選手もチェックをしている可能性がある。

多和田真三郎投手は、山川選手や外崎選手がプレーしている大学1年時に明治神宮大会でノーヒットノーランを達成して話題を集めると、その後もエースとして4年間、リーグ戦や全国大会に出場をし続けた。最速152キロを記録する速球と、スタンスを大きくとり上体を低く沈めて投げるフォームで伸びる速球を投げ、スプリットから始まり多彩な変化球で投球の幅を広げてきた。3年生まではリーグ戦で四球で崩れたり失点する試合も何試合か見られたが、4年生春は内容も完璧で6勝0敗、防御率0.20と絶対的エースのピッチングを見せていた。

 

故障で登板せず

しかし、大学最後となる大学野球選手権では登板をしなかった。右肩を痛めての登板回避で、その影響は秋のリーグ戦も1試合も登板できないほど大きなものだった。12球団のスカウトは選手権、秋のピッチングも参考のしたかったところだが、故障という不安定な要素も含まれ、指名の判断が厳しい状況になった。

多和田選手も大学最後のシーズンに投げたくない事はなかっただろう。縁の強い西武による工作という事は考えにくいが、3年時までにリーグ戦に何度も足を運ぶような徹底したスカウティングをしていなければ、ドラフト1位に推すのは難しいかもしれない。

 

西武のドラフト1位

埼玉西武はスカウト会議で鈴木球団本部長が「8割方投手。1位は直前まで決まらないかもしれない」と話していた。多和田選手への関係者の発言など具体的な情報はないものの、スポーツ報知は1位・多和田を固めた模様と報じた。

埼玉西武はドラフト会議前に1位指名の情報を漏らすことは少ない。一昨年は森友哉選手の1位指名はドラフト当日まで予想されにくい状況だった。ただし昨年は高橋光成投手のドラフト1位を早々と決めて公表している。巧みな情報戦を見せるチームは健在だ。

ドラフト会議まであと10日、この報道でどのような状況になっていくのか注目したい。

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2015年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

鈴木球団本部長はドラフトについて「8割方投手。1位は直前まで決まらないかもしれない」と話していた。しかし、総合的に判断し、この日までに「1位・多和田」を固めた模様だ。


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