埼玉西武は9月27日に球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト1位候補を約20人に絞り込んだ。
ドラフト1位は投手
ドラフト1位候補で名前が挙がったのは、高校生はBIG4の履正社・寺島成輝投手、横浜・藤平尚真投手、花咲徳栄・高橋昂也投手、作新学院・今井達也投手、大学生では創価大・田中正義投手など。鈴木球団本部長は「指名は投手主体と考えている」と話し、ドラフト1位指名は投手が有力となっている。
また、ドラフト指名候補全体では約150人に絞り込んだ。
西武のドラフト指名は?
埼玉西武は昨年は富士大・多和田真三郎投手の指名をいち早く公表し、他球団をけん制する形で単独1位指名に成功した。他にも高橋光成投手も事前に公表して単独1位指名を成功させている。しかし今年は鈴木球団本部長が「1位は当日まで決めない」と話し、最終的な1位指名はドラフト当日の最後の会議で決定し事前には公表はしない戦略のようだ。
埼玉西武は江陵の古谷優人投手、流通経済大・生田目翼投手、白鴎大・中塚駿太投手、立正大・黒木優太投手、秀岳館の九鬼隆平捕手、日大の京田陽太選手などもスカウトが注目をしている。ただしこれらの選手なら、事前に公表すれば単独1位指名の可能性は高くなる。
そうなると指名重複が確実とみられる選手の可能性か、森友哉選手の指名のように当日に驚きの指名を見せるかもしれない。今年の西武は当日まで指名選手が読めないチームの一つとなりそうだ。
最近のドラフトでは左腕投手の指名数が少ないように感じられ、補強ポイントの一つに入っているとみられる。寺島投手、高橋昂也投手、古谷優人投手のうち一人は獲得したいところだろう。
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