157キロ右腕、埼玉西武ドラフト2位指名の白鴎大・中塚駿太投手が入団合意

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埼玉西武からドラフト2位で指名された白鴎大の中塚駿太投手が、契約金7000万円、年俸1200万円で合意した。エース・岸投手がFAで移籍する事になり、ドラフト1位指名は高校生の今井達也投手という事もあって、まずは中塚投手に期待されそうだ。

2,3年後に

球速は157キロを記録し常時140キロ後半の速球を投げる力がある。ただし、来年1年目から1軍ローテーションという感じではなく、2,3年後を期待したい投手。

中塚投手はつくば秀英高校では2番手、3番手の投手でエースは阪神にドラフト1位指名された大山悠輔選手だった。白鴎大に入学すると2年生の秋に150キロを超す速球を見せ、関東地区大学野球選手権の上武大戦でリリーフで登板すると153キロを記録、1回2/3を無失点に抑えて話題となった。

しかしその後はリーグ戦でリリーフで登板しても抑えるのはたまにで、150キロ台のストレートを持っていかれるなど連打を浴びて降板する事も多かった。3年時はリーグ戦も未勝利だった。それでもプロのスカウトの注目度は高く、4年春には大勢のスカウトが試合に詰めかけた。その中でリーグ戦初先発すると5回を4安打4奪三振1失点に抑え、初勝利を挙げる。これによってドラフト上位候補としての評価が固まった。

4年生の秋はまさにブレイクした。1戦目の先発としてシーズンを投げ通すと、リーグ戦初完封など5勝を挙げ、最多勝利のタイトルを獲得、ドラフト会議では埼玉西武が2位で指名した。

急成長を見せた157キロの191cm105kgの大型右腕だが、大器晩成型の投手ともいえる。球速だけならいきなり1年目から使ってみたいところだが、先発として大きく育ててほしい投手、福岡ソフトバンクドラフト1位の田中正義投手をも超える投手になるかもしれない。中塚投手は岸投手の穴について「自分がその穴を埋められるかといえば絶対無理だが、いつかはそういう存在になりたい。エース枠を懸けた戦いに入り込んでいければ」と話した。

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エース・岸が楽天移籍を決断したことを受け、「自分がその穴を埋められるかといえば(今は)絶対無理だが、いつかはそういう存在になりたい。エース枠を懸けた戦いに入り込んでいければ」と、将来のエースに名乗りを上げた。

「1年目からの活躍は考えていないけど、いずれは欠かせない選手になりたい」とマイペースに話した。

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