千葉ロッテ・田中英祐投手が契約!京大初のプロ野球選手誕生

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 千葉ロッテはドラフト2位で指名した田中英祐投手と、契約金7000万円、年俸1500万円で正式契約を結んだ。京都大で関西学生リーグ最多の8勝を挙げた149km/h右腕が、プロでも注目を集める。

大学トップクラスの右腕

 田中英祐投手は京都大で8勝23敗という成績を残している。立命館、同志社、近大といった全国から選手が集まるチームとの対戦で、チームの実力に差がある事は否めない状態で敗戦は多くなったものの、多くの試合で接戦を演じた。

 149km/hの速球にフォーク、チェンジアップ、スライダーなど多彩な変化球を投げる。巨人や阪神のスカウトがリーグ屈指の右腕として下級生の頃から京都大の試合に足を運び、4年時には阪神2軍とプロアマ交流戦を行うなど、他大学が羨む経験をチームにもたらした。

 またもう一つ評価できるのが、田中投手は1試合に延長21回237球を一人で投げ抜いたり、その後、すぐに先発したり、また1戦目先発、2戦目リリーフ、3戦目も登板というような登板をしながらも、大学4年間で肘や肩を痛めるという事が無かった。

 疲労は残っているだろうが、島袋洋奨投手や有原航平投手などがケガで苦しむ中、4年間を通してケガが無かった事は注目に値する。

 

大谷翔平投手と対戦希望

 田中投手はこの日、25社70人の記者が集結した会見に臨み、そこで「プロの一流の方が集まっている。いつか、ああいうところに立てれば」と日米野球で戦っていた侍ジャパン入りすることを目標とした。

 その中で大谷翔平投手について「スケール感というか、投げる球は速いし、才能がすごい。打席に立ったら球が見えないと思う」と話したが、「投げ合ってみたいし、打席に立って見て感じる事もあると思う。実際に見てみたい」と、打撃でも?対戦したい相手として名前を挙げた。

 投手の専門の指導者がいない環境で自分で作り上げてきた投球が、強い体と明晰な頭脳、そしてプロの指導者のもとでより磨かれて、侍ジャパンの田中英祐になる日を待っている。まずはおめでとう!

 ロッテにドラフト2位指名された京大・田中英祐投手(22)が2日、侍JAPANへのあこがれを語った。この日は神戸市内のホテルで契約金7000万円、年俸1500万円で正式契約。京大初のプロ選手となった右腕は「プロの一流の方が集まっている。いつか、ああいうところに立てれば」と将来の代表入りに夢をふくらませた。

 「投げ合ってみたいし、(大谷が)打席に立ってみて感じることもあると思う。実際に見てみたい」。大谷を体感することが成長を促すという強い意志の表れだった。

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