千葉ロッテ、来秋ドラフト候補として東大・宮台康平投手をリストアップ

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千葉ロッテは来秋のドラフト候補として、東大の宮台康平投手をリストアップする事を関係者が明らかにした。

球団幹部が示す

千葉ロッテの球団幹部は「今すぐ上位ということはないが、学歴ではなく先発左腕という意味で非常に魅力がある。もちろんリストアップします」と話し、東大・宮台康平投手をリストアップしていることを明かした。また関係者も「去年から注目していた」と話し、「本人も上でやりたいという希望を持っているようだ。」と話した。

大学屈指の左腕

宮台康平投手は湘南高校時にも注目される投球を見せ、東大に入学すると1年生の秋にリリーフで6試合に登板している。2014年の東京六大学には明治大の山崎福也投手(2014年オリックスドラフト1位)や上原健太投手(2015年北海道日本ハムドラフト1位)、法政大の石田健大投手(2014年横浜DeNAドラフト2位)、早稲田大・大竹耕太郎投手(現3年生)などの左腕投手が投げていたが、みな調子を落としていた。

その中で宮台投手は、実績もなく球が高めに浮いたりばらつきがあったものの、140キロ前後の高めのストレートをバッターが空振りする姿を見て、リーグの中で一番良い左腕だと感じていた。

それから2年春はリリーフで経験を積ませ、2年秋は先発で登板し良い投球を見せても6回前後で交代させ、大切に育てられていた宮台投手、今年は満を持して先発で5試合に登板し3完投、明治大、早稲田大には1失点、立教大には完封した。明治大・柳裕也投手や慶応大・加藤拓也投手と肩を並べる東京六大学のエースになった。

これまでドラフト上位で指名された投手や、今年のドラフト上位候補投手と比較しても遜色はなく、来年は大学生の候補がやや少ない印象もあり、宮台投手はドラフト2位までには指名されると予想される。

千葉ロッテは2014年に京大の田中英祐投手を指名しており、1位、または2位で宮台康平投手の指名となれば、高学歴ローテーションも期待できる。それならば、今年のドラフト候補、名古屋大出身のトヨタ自動車の152キロ右腕・七原優介投手も指名しておきたいがどうだろう。

2017年度-大学生のドラフト候補リスト

2017年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

2017年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト

ロッテでも評価は急上昇。球団関係者は「去年から注目していた」と証言するが、今年に入ってからは各球団のスカウトも目を光らせている。「本人も上(プロ)でやりたいという希望を持っているようだ。大学ジャパンにも入れば、さらに箔(はく)が付くことになるでしょう」と関係者は続ける。

今季ロッテの左腕ではチェンが1試合、古谷が2試合に先発したが、ともに勝ち星は付かず、先発ローテーション入りはできなかった。先発左腕は重要な補強ポイントであり、完投能力もアピールした宮台に熱視線を送る。同関係者は「左という意味でも魅力。今後、日本代表に入ったりして箔(はく)を付けていければ」と期待を寄せた。

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