千葉ロッテ、ドラフト1位は田中正義投手【詳報】

千葉ロッテは17日のスカウト会議で今年のドラフトの目玉、創価大・田中正義投手の1位指名を公表した。松本編成部長の直後の会見では佐々木千隼選手の名前を挙げるなどしていたが、一転、再び会見を行うと田中正義投手の名前を公表した。

あえて公表

スカウト会議後に一度、松本編成部長の会見が行われ、そこでは佐々木千隼投手などの名前も挙がり、即戦力の投手を指名するという内容だったという。その後会見はいったん終了したが、松本氏が再び戻ると「追加があります」と話して報道陣を集め、「田中で行きます」と明言した。

松本氏は「4,5球団は」と競合の覚悟を示し、伊東監督も「弱点を埋めるのが課題。即戦力が当たるかどうか大きな差。指名しなきゃいけない」と話した。スカウト会議は伊東監督も参加して5時間も行われた。

また松本氏は「今年は豊富。まずはそこで勝負できる」と話し、ドラフト上位候補の即戦力投手が多い事から、抽選で外したとしても例年並みのドラフト1位クラスを獲得できると判断したことも、田中選手を競合覚悟で指名する判断の材料とした事も明らかにした。

千葉ロッテは隠密ドラフトで有名、2012年は藤浪慎太郎投手を指名、阪神、ヤクルト、オリックスは指名を公表していたが、千葉ロッテは公表していなかった。2013年は巨人が1位指名有力とされていた石川歩選手を指名、2014年は投手指名を匂わせて中村奨吾選手を指名、2015年も東北楽天が1位指名を公表していた平沢大河選手を指名した。

今年は他球団が指名選手を公表せず、千葉ロッテが先制攻撃を仕掛けた。

2016年度-特Aランクのドラフト候補リスト

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ドラフト会議を3日後に控え、突然の1位公表だった。スカウト会議を終えた松本尚樹編成部長は「田中で行きます」と言い切った。伊東監督や球団幹部らも参加した会議は5時間に及んだ。これまでに即戦力投手を1位指名する方針を固めており、この日の会議で156キロ右腕の指名が決まった。他球団の1位予想が難しい豊作の年に12球団で初の公表。あえて手の内を明かすのは、ほれ込んでいる証拠だった。

「即戦力投手でウソはありません。創価大の田中正義投手を指名させてもらいます。現状では4、5球団の競合と予測していますが、一番いい選手を指名するということです」

 QVCマリンで開かれたドラフト本番前、最終のスカウト会議。終了後、松本編成部長が高らかに宣言した。近年のロッテでは異例の展開だ。


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