2度目の入札で5球団指名重複、桜美林大・佐々木千隼投手は千葉ロッテが交渉権獲得

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12球団の1位指名が読み上げられ、まさかの展開となった。田中正義投手と並ぶほど高く評価され、各球団から名前が挙がっていた桜美林大・佐々木千隼投手の名前がなかった。

まさか

大学がチャペルでの会見場を用意しし、佐々木投手はチームメイトや関係者、報道陣と一緒に1位指名を見守った。予想では少なくとも1球団は指名はあり競合の可能性も考えて待っていたと思う。しかし名前を呼ばれる事がなく「このまま呼ばれなかったらどうしよう」と大きな不安に襲われた。まさに気持ちを察する。

佐々木投手有力としていた阪神が直前で野手の指名に切り替え、また東北楽天、横浜DeNA、中日、オリックスなども阪神と競合すると予想し相次いで回避した結果だった。金本監督は佐々木投手の指名がなくて驚いたという。

一転

しかしチャペルの雰囲気は一転する。抽選を外した5球団の指名が発表されると、なんと5球団すべてが佐々木投手を指名した。1位指名の田中正義投手と同じ数の球団が競合し、歓声に包まれた中で千葉ロッテが交渉権を獲得した。

1回目の入札以外で指名が重複した中でこれまで最多だったのは、1988年に当時はすべての順位で指名重複の抽選が行われており、その時に高知商の岡幸俊投手に5球団が指名競合したが、それに並んだ。

佐々木投手もパリーグに行った。そして同学年の大谷翔平投手や、ドラフトでライバルとなった田中正義投手と投げ合う事になる。

都立の日野高校時代に快進撃を見せる活躍をし、大学でもまだ無名だった桜美林大を1部リーグに挙げて優勝争いをするチームにし、現在行われている大学最後のリーグ戦では東海大と優勝を争っている。23日の試合で勝利すればチームの初優勝が決定する。優勝をひっさげて堂々のプロ入りを果たしたい。

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