桜美林大・佐々木千隼投手が8回11奪三振、ホームランも放つ

佐々木千隼, 桜美林大

千葉ロッテのドラフト1位、桜美林大の佐々木千隼投手が明治神宮大会の環太平洋大戦に登板すると、最速147キロの速球と大きく曲がるスライダーで余裕のあるピッチングを見せ、8回2安打11奪三振で1失点の好投を見せた。また打っても8回に逆方向へのホームランを放ち、高校時代の二刀流の素質を見せた。

高校通算33本塁打

佐々木選手は都立日野高校時代に4番エースとして活躍し、高校通算33本塁打を記録している。大学ではリーグ戦はDH制で打席はなく、これまで明治神宮大会への出場もなかったため、大学で打席に立つのはこの試合が初めてだった。

しかし佐々木選手は第1打席から積極的にボールを振りに行きながら変化球を見極め四球を選ぶなど打者でもドラフト候補のような貫禄を見せると、6回にはライト前にヒットを放ち、そして8回、右打席からライトスタンドへの逆方向の圧巻のホームランを放った。明治神宮大会に出場することが決まり、「楽しいんで。毎日やってました」と打撃練習を続けたという。

また本職の投手としても7回までノーヒットノーランを続けた。序盤から中盤はストレートの威力も十分で大きく曲がるスライダーなどで5者連続奪三振など三振を積み重ねた。しかし、「久々に塁に出てワクワクして、疲れが早く来てしまった。でも、楽しかった」と話す通り、出塁による走塁やホームランなどで疲れが出て後半は球が浮き上がり、8回に初ヒットを許すとタイムリーヒットを浴びた。8回を投げて2安打11奪三振1失点、「打撃は満点、投球は50点」と自己評価をした。

千葉ロッテスカウト喜ぶ

この日は千葉ロッテのスカウト5人が視察し、担当の井辺スカウトは「どのマウンドにも対応できる。打撃も思い切りがいい」と投球だけでなく打撃の評価も行った。

ドラフト会議では1回目の入札では指名がなく、2回目の入札で5球団すべてが指名した。もしセリーグに行っていたら打席が見られたが、パリーグの千葉ロッテという事で少し残念だ。ただ、この打撃を全く見られないという事になれば、もったいないという声も出てくるかもしれない。

二刀流は難しいとは思うが、打撃の練習も続けてほしいと個人的に思う。

決して本調子ではなかったが、立ち上がりから快投の予感はあった。「(無安打を意識したのは)3回くらい。いつも序盤で打たれるので。悪いなりにピッチングができた」。8回は初安打から連打を許して失点したが、8回を2安打1失点の11奪三振。シンカーなど変化球で狙いを絞らせず、ドラ1の貫禄を見せつけた。

「久々に塁に出てワクワクして、疲れが早く来てしまった。でも、楽しかった」と笑った佐々木。「打撃は満点。投球は50点」という自己採点以上の衝撃を残した全国デビューだった。

都日野では通算33本塁打。首都大学リーグはDH制のため打席に立たないが、明治神宮大会出場が決まると「(打撃練習は)毎日やった。楽しいので」とバットを振り込んできた。

 ネット裏ではロッテのスカウト5人が視察。担当の井辺スカウトは「どのマウンドにも対応できる。打撃も思い切りがいい」と、改めて能力の高さを実感。


PAGE TOP