東京ヤクルトのドラフト6位・土肥寛昌投手、東北楽天ドラフト7位・伊東亮大選手が仮契約

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 東京ヤクルトはドラフト6位で指名したHonda鈴鹿の土肥寛昌投手と仮契約をした。契約金は3000万円、年俸800万円。東北楽天もドラフト7位の伊東亮大選手と仮契約を結んだ。

土肥寛昌投手

 土肥投手は埼玉栄時代の3年生夏に埼玉大会準々決勝まで勝ち上がったが、坂田西戦で完封するなど力を見せていた。東洋大に進学が決まったが、当時の東洋大は藤岡貴裕投手などが君臨する黄金時代で登板機会はなかなか巡ってこなかった。数少ないチャンスで好投も見せたが、その次の登板では四球で崩れるなど、力で先発を勝ち取る事は出来なかった。

 藤岡投手が抜けた2012年のキャンプで148km/hの速球を投げ、エースとして期待されたのだがリーグ戦では結果を残せず、東洋大も秋のリーグ戦で2部に降格してしまう。

 土肥投手はHonda鈴鹿に移籍すると、先発として試合を作ることができる安定感を見せるようになり、ドラフト会議で指名を受けた。しかし先日の日本選手権では、先発したものの2回に2失点するなど5回2/3を投げて9安打を浴びている。

 プロで活躍する為には、自分のポジションを探し、相当な努力をしなければならないだろう。

 

伊東亮大選手

 伊東亮大選手は神奈川県出身桐光学園から武蔵大を経て日本製紙石巻に進んだ。弟の伊東昂大投手は2009年にドラフト5位で広島に指名されたものの、2013年に戦力外となっている。

 弟に遅れる事5年でようやくプロ野球選手となった伊東選手は社会人屈指のスラッガーで、今年春のスポニチ杯では3試合連続ホームランを放っている。ただし日本生命の4番を打っていた昨年の千葉ロッテドラフト5位の井上晴哉選手に比べると、好不調の波やレベルの高い投手にあたると抑えられてしまう。

 守れる場所が限られ、しかも外国人が競争相手になるポジションで、井上選手がオープン戦で活躍を見せたものの1軍では活躍しきれなかった所をみると、伊東選手もかなりの努力が必要だろう。

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